教育学部 / 教育学科

特別支援教育コース

SPECIAL NEEDS EDUCATION

SCHOOL

小学校教育、保健体育教育、幼児教育の
いずれかのコースに加えて選択可能

特別支援教育コース

インクルーシブ教育の深い知識と実践力を備え
子どもと共感し、生きる力を育む教員をめざす。

共生社会の実現に向け、幼児期から高等学校の段階まで、障がいをはじめさまざまな教育的ニーズのある子ども一人ひとりに応じた適切な教育を行う力を養成。多面的で総合的な子ども理解をはじめ、誰もが学びやすく、分かりやすい授業づくり、さまざまな障がいに対応できる幅広い専門性を身につけます。

学びの特徴
  • 特別支援教育の高い専門性を身につける
  • 障がいのある子どもたちの豊かなスポーツライフを実現する
  • 多様な学びの場で活躍する教員を養成する

PICK UP 授業

特別支援教育特講(自立活動)4年次

障がいのある児童・生徒に対する「自立活動」の指導に関して、その歴史や教育的意義を理解し、実際の教材作成などを通して、実態把握、指導目標、指導計画、指導内容、指導方法、指導の評価など、それぞれの概要についての理解を深めます。

障害児アセスメント4年次

発達障がい児の指導や支援には知能検査などの客観的手法を用いたアセスメントが必要となります。発達障がい児におけるアセスメントについて学び、活用できるようになることを目的とします。

PICK UP ゼミナール

藤原 彰子

藤原 彰子 ゼミ

多様な他者と協働しながら、可能性を発揮する、「生きる力」を育む実践力を、仲間とともに磨いていく。 子どもたち一人ひとりの教育的ニーズに応じた指導・支援を実現するため、まずは自分自身の疑問をゼミ仲間に「きいてみる」(考えを広げる・深める)、ともに現場に「いってみる」(その場の雰囲気・状況に浸る)、一緒に「やってみる」(身体全体を使って感じ取る)ことを大切にしたゼミ活動を行っています。同じ教室にいる自分以外の人はどう感じたのか、それをどう捉え、どう行動するのか、感情の多様性もふまえた教育実践・研究に取り組みます。

VOICE
-先輩からのメッセージ-

高村 梨麗さん

3年

高村 梨麗さん

(兵庫・明石市立明石商業高等学校出身)

まずは生徒に話を聞いてみる。それから一緒に考えてみる。
「障がいのある人に出会ったら助けてあげよう」という感覚がずっとあったのですが、特別支援教育コースで学ぶうちに「障がいがあるから助けてあげる」という考え自体が間違いではないかと気づきました。例えば授業では、「こういう状況ではどう配慮しますか?」といった配慮の仕方を学びますが、現場に出ると「こうしてあげよう」ではなくて、まずはその人に話を聞いてみるところからはじめます。競技をやりたいのか、やりたくないのか。やりたいのならば一緒にできる方法を考えてみる。座学での学びだけでは得られない発見が現場にはたくさんあります。将来、障がいのある子どもたちが運動できる場をつくりたいので、今からたくさんの経験を積めるように取り組んでいます。

※学年は2025年3月現在。



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