大学院Graduate School
より科学的に。より実践的に。
より高度に。よりプロフェッショナルに。
大阪体育大学大学院スポーツ科学研究科は1992年、体育系大学としては関西で初めて開設されました。スポーツ科学のさらなる発展と真のスペシャリストの養成をめざし、11学問分野(保健・体育科教育学、スポーツ史・哲学、スポーツ社会学、スポーツマネジメント、スポーツ心理学、アダプテッド・スポーツ、バイオメカニクス、教授学〈指導方法学〉、スポーツ
生理学、スポーツ医学、スポーツ栄養学)では、指導教員の専門性に応じて5つの研究領域を対象とした学術的な研究と教育に取り組むことができます。また、スポーツ科学実践プログラムを導入するなど、時代の要請にあった実践的スペシャリストの養成にも力を注いでいます。
さらに、2022年度から「昼夜開講制」を導入し、夜間の講義は全国でも珍しい遠隔(オンライン)で実施。全国どこからでも
履修できるようになりました。
大学院トピックス
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大学院トピックス
2023.01.30
「スポーツ指導場面における体罰に関する心理学研究」~第15回スポーツ科学セミナー
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大学院トピックス
2023.01.17
「アスリート育成パスウェイについて-子どもがスポーツに触れてからトップアスリートになるまでの道すじ-」~第14回スポーツ科学セミナー
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大学院トピックス
2023.01.17
2022年度第35回修士論文発表会および第1回特定の課題についての研究成果発表会を行います
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大学院トピックス
2023.01.16
「HPSC/JISS心理グループの活動」~第13回スポーツ科学セミナー
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大学院トピックス
2023.01.13
大学院博士論文発表会が開催されました
研究教育体制と担当教員
専門性に特化した研究教育領域
本学大学院スポーツ科学研究科が、スポーツ科学の研究・教育の多様なニーズに応えるために設置した11学問分野(保健・体育学教育学、スポーツ史・哲学、スポーツ社会学、スポーツマネジメント、スポーツ心理学、アダプテッド・スポーツ、バイオメカニクス、教授学(指導方法学)、スポーツ生理学、スポーツ医学、スポーツ栄養学)と5研究領域(スポーツ文化領域、競技スポーツ領域、健康スポーツ領域、学校体育領域、レジャー・レクリエーション領域)は、3つの研究教育領域(史哲・行動科学領域、身体運動・コーチ科学領域、健康・医科学領域)を基盤としており、それらを組み合わせた研究領域・学問分野表により、学生の受験・師事に際し、より具体的に選択できるようにしています。
研究領域・学問分野表
▼スクロールをしてご確認下さい。
研究領域 | |||||||
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スポーツ文化 | 競技スポーツ | 健康スポーツ | 学校体育 | レジャー・ レクリエーション |
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文化・ 社会科学領域 |
学問分野 | 保健・体育科教育学 | – | 小林 | 小林 | 小林 浜上 |
– |
スポーツ史・哲学 | 中房 森田 |
曽根 中房 森田 |
– | 中房 森田 |
– | ||
スポーツ社会学 | 中山 | 中山 | 中山 | – | 中山 | ||
スポーツ マネジメント |
冨山 原田 |
冨山 藤本・徳山 |
冨山 原田・藤本 徳山 |
– | 冨山 原田・伊原 藤本・徳山 |
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スポーツ心理学 | 土屋 手塚・小菅 平川 |
土屋 菅生・手塚 平川・小菅 |
土屋 菅生・手塚 平川 |
土屋 手塚・平川 |
土屋 手塚・平川 |
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アダプテッド・ スポーツ |
植木・竹内 | 植木・竹内 | 植木・竹内 | 植木・竹内 | 植木・竹内 | ||
身体運動・ コーチ科学領域 |
バイオメカニクス | – | 石川・下河内 尾関・神﨑 貴嶋・藤原 |
下河内 貴嶋 |
石川 髙本 貴嶋 |
– | |
教授学 (指導方法学) |
神﨑・白井 | 浅井 尾関・神﨑 曽根・髙本 藤原・宮地 |
神﨑 貴嶋・白井 |
神﨑 貴嶋・白井 髙本 |
伊原 | ||
健康・ 医科学領域 |
スポーツ生理学 | – | 浜田 足立 三島 |
浜田 足立 三島 |
– | – | |
スポーツ医学 | – | 前島・森北 | 前島・森北 | 前島 | – | ||
スポーツ栄養学 | – | 岡村 | 岡村 | 岡村 | 岡村 |
- 補足事項:
- オレンジ色は博士前期課程の修士論文指導担当 / 緑色は博士後期課程の博士論文指導担当となります。
※ 博士後期課程担当者は全員博士前期課程・修士論文も担当します。
教員Pick Up
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教授
浅井 正仁
MASAHITO ASAI
バレーボール、教授法(指導方法学)
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教授
足立 哲司
TETSUJI ADACHI
スポーツ生理学
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教授
石川 昌紀
MASAKI ISHIKAWA
バイオメカニクス
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教授
伊原 久美子
KUMIKO IHARA
教授学(指導方法学)、野外教育学
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教授
植木 章三
SHOUZOH UEKI
アダプテッド・スポーツ
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教授
岡村 浩嗣
KOJI OKAMURA
スポーツ栄養学
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准教授
尾関 一将
KAZUMASA OZEKI
スポーツバイオメカニクス、競泳科学
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教授
神﨑 浩
HIROSHI KANZAKI
バイオメカニクス、剣道、教授学(指導方法学)
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准教授
小菅 萌
MOE KOSUGA
スポーツ心理学
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教授
下河内 洋平
YOHEI SHIMOKOCHI
スポーツ医学、臨床バイオメカニクス
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准教授
白井 麻子
ASAKO SHIRAI
舞踊学・身体表現
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教授
菅生 貴之
TAKAYUKI SUGO
スポーツ心理学、スポーツメンタルトレーニング
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教授
曽根 純也
JUNYA SONE
運動学、サッカー
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教授
髙本 恵美
MEGUMI TAKAMOTO
教授学(指導方法学)、バイオメカニクス
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教授
土屋 裕睦
HIRONOBU TSUCHIYA
スポーツ心理学、スポーツカウンセリング、メンタルトレーニング
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准教授
徳山 友
TOMO TOKUYAMA
スポーツマネジメント、スポーツビジネス
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教授
冨山 浩三
KOZO TOMIYAMA
スポーツマネジメント
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教授
中房 敏朗
TOSHIRO NAKAFUSA
スポーツ史
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教授
中山 健
TAKESHI NAKAYAMA
スポーツ社会学
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教授
浜田 拓
TAKU HAMADA
スポーツ生理学
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教授
藤原 敏行
TOSHIYUKI FUJIHARA
スポーツバイオメカニクス、コーチング
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教授
藤本 淳也
JUNYA FUJIMITO
スポーツマネジメント
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教授
前島 悦子
ETSUKO MAESHIMA
スポーツ医学(内科)
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教授
三島 隆章
TAKAAKI MISHIMA
スポーツ生理学
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教授
宮地 弘太郎
KOTARO MIYACHI
教授学(指導方法学)、ゲーム分析、テニス
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教授
森北 育宏
IKUHIRO MORIKITA
スポーツ医学(整形外科)
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准教授
小林 博隆
HIROTAKA KOBAYASHI
体育科教育学
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准教授
浜上 洋平
YOHEI HAMAGAMI
体育科教育学
スポーツ教育学 -
教授
手塚 洋介
YOUSUKE TEZUKA
感情心理学
精神生理学
健康心理学 -
教授
平川 武仁
TAKEHITO HIRAKAWA
スポーツ心理学
運動心理学 -
教授
竹内 亮
RYO TAKEUCHI
理学療法学
アダプテッド・スポーツ
運動処方学 -
准教授
貴嶋 孝太
KOTA KIJIMA
スポーツバイオメカニクス
コーチング -
教授
原田 宗彦
MUNEHIKO HARADA
スポーツビジネス
スポーツマーケティング
スポーツツーリズム
スポーツまちづくり -
教授
森田 啓
HIRAKU MORITA
体育・スポーツ哲学
スポーツ教育学
カリキュラム
単位区分ごとの科目数
大学院スポーツ科学研究科博士前期課程
科目区分 | 共通科目 | 総合科目 | 合計 |
---|---|---|---|
1単位 | 136 | 0 | 136 |
2単位 | 53 | 2 | 55 |
4単位 | 0 | 2 | 2 |
合計科目数 | 189 | 4 | 193 |
大学院スポーツ科学研究科博士後期課程
科目区分 | 共通科目 | 合計 |
---|---|---|
1単位 | 54 | 54 |
2単位 | 16 | 16 |
4単位 | 0 | 0 |
合計科目数 | 76 | 76 |
大学院修了要件
- 博士前期課程
- 大学院スポーツ科学科学研究科博士前期課程の修了要件は、2年以上在学し、所定の単位を30単位以上修得の上、修士論文の最終試験に合格することです。スポーツ科学実践プログラムを選択した場合は、修士論文の審査及び最終試験を特定の課題についての研究成果の審査及び最終試験に代えることができます。
修了に必要な最低修得単位数の内訳は、共通科目・総合科目より、選択必修科目8単位以上を含む30単位以上となっています。スポーツ科学実践プログラムを選択した場合は、共通科目より指定された発展科目および基礎科目から16単位以上を含む30単位以上となっています。
修了者には、修士(スポーツ科学)の学位が授与されます。
- 博士後期課程
- 大学院スポーツ科学家研究科博士後期課程の修了要件は、3年以上在学し、所定の単位を10単位以上修得の上、博士論文の審査及び最終試験に合格することです。
修了に必要な最低修得単位数の内訳は、共通科目より指導教員の特講演習(1)~(6)合計6単位を含む10単位以上となっています。
修了者には、博士(スポーツ科学)の学位が授与されます。
大阪体育大学大学院成績評価ガイドライン
博士論文
- 2021年度 博士論文
- 「 ラグビーチームにおける集団的効力感と集団的凝集性:試合の出場機会におよび異なる教育段階と将来の勝敗との関連 」 辰見康剛
- 2020年度 博士論文
- 「 スポーツ障害における心的外傷後成長に関する研究 」 中村珍晴
- 「 地域密着型プロスポーツチーム所属選手のホームタウンに対する態度-コミュニティ感覚理論を援用した実証研究 -」 前田和範
- 「 ヒトの末梢運動神経伝導速度と神経幹サイズにおける特異性 」 信江彩加
- 2019年度 博士論文
- 「 アスリートの急速減量時のエネルギー負債量 」 近藤衣美
- 2018年度 博士論文
- 「 フロントクロールスイミング選手のための肩関節筋力の臨床的評価法 」 粟谷健礼
- 「 アキレス腱断裂経験者のアキレス腱の力学的特性および筋・腱の機能特性 」 小田啓之
- 「 遅発性筋痛における繰り返し効果の発症機序に関する研究 」 浦井久子
- 「 不確実な環境におけるタイミングの学習及び制御 」 杉山真人
- 「 やり投げ競技におけるパフォーマンスと投てき動作の関係 -コーチング現場に役立つ科学的根拠の提供を目指して- 」 村上雅俊
昼夜開講制
本学大学院では、リカレント教育を推進するために、2022年度から昼夜開講制を導入することとしました。本学で学びたい、研究したい、キャリアアップさせたいと考えている全国の入学希望の皆さんに対して、安心して学んでいただけるシステムとなっています。入学後は、昼間開講科目は対面授業、夜間開講科目は遠隔授業(オンライン)で行います。社会人や関西圏以外に居住されている方は、職場や自宅で遠隔授業(オンライン)を受講することができますので、通学や仕事との両立など、受講環境の問題で大学院進学をあきらめていた方々に寄り添ったシステムです。
昼夜開講制を導入することで、全国の入学希望者に門戸を広げることになり、さらにはスポーツ科学領域で社会貢献ができるのではないかと考えています。
- 履修方法
履修登録は、入学後Webで行っていただきます。授業開始までに、昼間開講または夜間開講を履修者の状況を確認しながら決定する必要があることから、登録期間は4~5日間となり、大変短くなっています。また、社会人に限らずどの学生も、昼間および夜間開講科目を受講することができます。
- 時間割
- ・平日(月~金)1時限から5時限を昼間開講、平日(月~金)6限目から7限目および土曜日を夜間開講とします。
- ・夜間開講科目は同時に昼間開講にも配置します。夜間開講に履修者がひとり以上いれば、夜間で開講します。反対に、夜間開講に履修者がおらず、昼間開講のみに履修者がいれば、昼間で開講します。
- ・時間割りは、年度末に次年度および次々年度の2年分を提示しますので、2年間の授業計画が立てやすくなります。
長期履修制度
長期履修制度とは、職業を有している等の事由により、本来の標準修業年限(2年)では履修が困難だと認められる者について、本来の修業年数(2年)において支払う授業料で、標準修業年限(2年)を超えて計画的に履修する事を可能にする制度です。
この制度は、博士前期課程に入学する者、または在学する者が対象となります。 申請にあたっては、長期履修期間中の履修や研究方法等について、あらかじめ指導教員に相談し、承諾を得てください。
- 対象者
次のいずれかに該当する者が対象となります。なお、外国人留学生(在留資格「留学」を有する者)は申請できません。
- ・就業している者(自営業、単発的なものを除く非正規雇用も含む)。
- ・出産、育児、長期介護、身体の障がい等の事情を有する者。
- ・その他、やむを得ない事情を有し、標準修業年限で修了することが困難であると研究科長が認めた者。
- 長期履修期間
在学年限(博士前期課程4年)の範囲内で、1年単位とします。
- ・休学期間は長期履修期間に含めません。
- 申請手続
(1)申請期間
- ・入学時から長期履修制度の利用を希望する者は、出願時にあわせて申請すること。結果は入学試験合否結果とともに通知します。
- ・在学生で新たに長期履修制度の利用を希望する者は、博士前期課程1年次生のみ3月末日までに申請すること。博士前期課程2年次生は申請できません。結果は、4月中旬までに通知します。
(2)申請書類(本学HPよりダウンロードしてください。)
- ・長期履修学生申請書(様式第1号)
- ・研究計画書(様式第2号)
- ・長期履修が必要であることを証明する書類(在職証明書等)(任意書式)
- 納付金
本学規定の授業料と実験実習費を標準修業年限(2年)に乗じ、長期履修期間(3年または4年)で分割した額を、年度ごとに納入していただきます。当該額に1,000円未満の端数があるときは、切り上げとします。具体的な納入額、納入時期等については、長期履修の許可時に通知します。
- ・入学金は、本学規程の額を初年度に納入していただきます。
- ・教育後援会費は、本学規程の額を標準修業年限(2年)の間、納入していただきます。
- ・長期履修学生については、授業料等の延納(分納は可)の制度は適用できません。
- 長期履修期間の変更
(延長・短縮・取消) 長期履修学生として許可された者が、長期履修の期間の延長、短縮あるいは取消をしたい場合は、指導教員の承認を得た上で、長期履修期間の変更が可能です(在学中1回限り)。
(1)変更願の提出期間
- ・変更を希望する前年度の3月末日まで
(2)変更願書類
長期履修期間変更願書及び理由書(様式第3号)- ・延長
延長は、変更前の長期履修期間における最終学年在学者は願い出ることはできません。 - ・短縮
短縮は、短縮後に1年以上の修業期間がない場合は願い出ることができません。また、短縮後の期間で修了できなかった場合は、通常の学生が留年した場合と同様の取扱いとなります。 - ・取消
取消は、標準修業年限における最終学年(2年)在学者は申請できません。また、取消後にあらためて長期履修制度に申請することはできません。
- その他
- ・標準修業年限を超えた期間は、学内奨学金の対象にはなりません。
- ・標準修業年限を超えた期間は、日本学生支援機構の奨学金の対象になりません。ただし、その後の在学期間中は、在学届等所定の書類を提出することで返済が猶予されます。
- ・長期履修制度は、単位の取得状況や学位論文の審査過程により修了が延期となる(いわゆる留年)者を救済する制度ではありません。
- ・在学期間中に起こった療養、海外留学等、一定期間履修することができない者も対象ではありません。
スポーツ科学実践プログラム
スポーツ科学実践プログラムは、高度専門職業人の養成を主たる目的として、保健・体育科教育学分野およびスポーツマネジメント分野に開設します。高度で専門的な知識・技能を身につけてから社会で活躍したいという学部生、既に社会で活躍しているが,さらにスキルアップを図りたい社会人に向けたプログラムです。 特に現職教員や社会人にとってはリカレント教育という位置づけになります。長期履修制度と組み合わせることによって、仕事を続けながら、修士(スポーツ科学)の学位を取ることができます。 〇保健・体育科教育学分野の目的 ①教科に関する高度な専門性、②子どもの学びに関する理解、③自らの実践を改善できる省察力の育成を目指します。具体的には、自ら授業をデザインする力、指導内容を構成する力、子どものつまずきの理解とそれに対応する力、指導中に生じるトラブルに対応できる力などを持った人材を育成します。小学校教員、保健体育科教員を目指している方だけでなく、現職の小学校教員、保健体育科教員の方にも対応できるプログラムです。 ※中学校・高等学校専修免許状(保健体育科)の取得ができます。 〇スポーツマネジメント分野の目的 ビジネスマインドを持ち、スポーツ・アウトドアに関する民間企業、NPO等で活躍できるスポーツ経営人材の育成を目指します。具体的には、①スポーツ・アウトドアビジネスのための高度な専門知識、②インターンシップに基づく実践的能力、③専門性に裏付けられた斬新な企画力を育成します。現在、地球規模のものから地域特有のものまで様々な社会課題が山積しています。このような課題に対して、スポーツビジネスを通して解決の糸口を提供できるような視点を持った人材の育成を目指します。
スポーツ科学実践プログラム案内
カリキュラム
実践に裏打ちされた幅広い知識と発生した問題に対して臨機応変に対応できる実践力、さらには高い倫理性を涵養するため、実践的科目と理論的科目をバランスよく組み合わせたカリキュラムを提供します。
保健・体育科教育学分野 | スポーツマネジメント分野 | |
発展科目 | 体育・保健授業づくり実践実習Ⅰ(2単位) 体育・保健授業づくり実践実習Ⅱ(2単位) 体育・保健授業づくり実践指導実習(2単位) 【6単位必修】 | スポーツマネジメント実践論特論Ⅰ(必修 2単位) スポーツマネジメント実践論特論Ⅱ(必修 2単位) インターンシップⅠ(選択必修 2単位) インターンシップⅡ(選択必修 4単位) 【6単位以上必修】 |
基礎科目 | 体育授業目標・内容論特論(2単位) 授業観察評価法特論 (2単位) 保健体育教材設計特論 (オムニバス、2単位) 【6単位必修】 | スポーツビジネス特論 (2単位) スポーツマネジメント論特論 (2単位) スポーツマーケティング論特論 (2単位) スポーツ社会学特論 (2単位) 冒険教育特論 (2単位) 地域スポーツ経営論特論 (2単位) スポーツスポンサーシップ論特論(2単位) 【6単位以上必修】 |
共通科目 | ||
必須 |
※合計30単位を取得
〇実践実習・インターンシップ 保健・体育科教育学分野の実践実習、実践指導実習、または、スポーツマネジメント分野のインターンシップは、現職教員や社会人であれば、ご自身の職場での勤務時間を当てはめて、単位を取得することも可能です。
修了要件
2年以上在学し、所定の単位を30単位以上修得した上で、学位論文に関する最終試験に合格すること、または特定の課題についての研究の成果*1(以下、課題研究)に関する最終試験に合格することが修了要件です。 このプログラムの大きな特徴は、学位論文ではなく特定の課題研究でも修了が可能となっている点です。社会人にとっては、仕事と両立させる可能性がさらに広がります。 *1 特定の課題についての研究の成果とは、事例報告、フィールドワークによる実態調査、授業実践報告などを指します。
入試について
2023年度入学者選抜におけるガイドライン<新型コロナウイルス感染症への対応>
募集要項
研究施設
- 健康科学実験室
- 三次元磁気自動動作解析システム、地面反力計、筋電計、等速性筋力測定器、体幹筋力測定器などが完備され、スポーツ医学の実験や測定が行われます。
- 生理・生化学実験室
- 運動生理・スポーツ医学的研究を行うため、スポーツ医学実験室、生化学実験室、生理学実験室など多様な実験室が完備。
- バイオメカニクス実験室
- ビデオ画像をパソコンに取り込み、人の動作やスポーツ技術・戦術などを解析します。同時に地面反力やEMG、超音波画像なども測定します。
- スポーツ心理学実験室
- 実験室・データ処理室・パッケージルーム・カウンセリングルームの4ブロックで構成。スポーツ選手の「こころと身体」の相互作用を測定・分析します。
- 社会調査室
- スポーツ・レジャー・レクリエーション参加やスポーツ観戦などのデータ分析、プレゼンテーション資料の作成など、社会現象を調査・分析します。
- その他
- 総合実験室
- スポーツ栄養学実験室
- 試料分析室
在学生紹介
大学院 スポーツ科学研究科 博士前期課程
森川 澪さん
スポーツ心理学の観点から、
アスリートの心理的コンディショニングにおけるリカバリー尺度の開発を研究。
将来の目標としている高校教員・指導者になった際に活かせる研
究として「スポーツ心理学」に注目。年齢も環境も多様な生徒たちに対して、身体面のみならず心理面からもサポートできるようになれば、心身ともに寄り添った教育や指導が可能になると考えました。具体的には、「アスリートの試合に向けた心理的コンディショニングにおけるリカバリー尺度の開発」に挑んでいます。アスリートが常に良いパフォーマンスを維持し続けるには日々のリカバリーが不可欠と言われ、身体的、生理的な面の研究は進められてきました。しかしその一方で、心理面に着目した研究は、あまり行われていません。私がこの研究に取り組むことで、慢性的な疲労や精神的な不健康問題の深刻化が目立つ若い世代に積極的なリカバリーを促し、その解決に貢献したいと考えています。平坦な道のりではないと覚悟していますが、将来、これからの時代を担う子どもたちへよりよい教育と支援を届けられるように、研究に励みます。
(2020年取材)
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社会貢献・附置施設
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