大阪体育大学の夏のオープンキャンパスがフィナーレを迎えました。2026年は7月18日(土)、31日(金)、8月1日(土)、8日(土)の4回開催され、最終日の8日は4日間で最多となる651組の参加申し込みがありました。4日間の申し込み数は近年では初めて2000組を突破して2078組となり、昨年の20%増。高校生からは施設の充実度や学生スタッフのフレンドリーさが印象に残ったという声が目立ち、大盛況のうちに閉幕しました。

来場すると、ボーキャンズが受け付けでお出迎え
◆運営の中心は学生チーム「Bow!can’s」(ボーキャンズ)
オープンキャンパスの運営は学生チーム「Bow!can’s」(ボーキャンズ)40人が説明会での司会、受付、誘導、キャンパスツアーでのガイドなど運営の中心を担いました。
来場者は臨時バスやマイカーなどでキャンパスに到着すると、ボーキャンズのスタッフが出迎え、受け付けで資料を手渡しました。

運営の中心となった学生チーム「Bow!can’s」(ボーキャンズ)
◆神﨑学長歓迎スピーチ「皆さんの挑戦を全力応援!」
説明会は開学50周年記念館で行われ、メーン会場の2階L201は来場者でぎっしり。モニターで結んだ3階のL301でも多くの方が参加しました。司会は教育学部2年の田中功真(こうま)さん(大分雄城台高校)が務めました。
神﨑浩学長はウェルカムスピーチで「本学は1964年の東京オリンピックの翌年、スポーツ指導者や研究者を育成するために設立され、昨年創立60周年を迎えました。キャンパスは関西国際空港に近い緑豊かな環境にあり、甲子園球場約7つ分のキャンパスに、スポーツ専用グラウンドや体育館、研究室がコンパクトに配置されています。みなさん一人ひとりの可能性と挑戦を全力で応援します」と話し、来場者を歓迎しました。

神﨑学長がウェルカムスピーチ。「皆さんの挑戦を全力で応援します」

説明会の司会を務めた田中功真さん(教育学部2年、大分雄城台高校)
◆スポーツ科学部の特色とは 三島学部長「副専攻でハイブリッドな専門性を養成」
続いて、スポーツ科学部の特色を、三島隆章学部長(運動生理学)が説明しました。副専攻制度は自分の専門以外にもう一つの分野を体系的に学べる全国でも珍しい制度で、「心のリハビリもできる体育教師」などハイブリッドな専門性を養える▽スポーツDXに力を入れ、「デジタルスポーツ論」という授業では、AR/VR、メタバース、データ解析などの最新技術を活用してスポーツの理解を深める▽「不安解消の仕組み」として、 入学直後の1泊2日での「フレッシュマンセミナー」が友だちづくりの機会となり、水泳や器械体操など実技が苦手な学生を教員や仲間が支える「誰一人置いていかない」教育環境が整っている――などと語りました。
<大体大の強み2>スポーツ科学部 全国でまれな副専攻 スポーツ科学を幅広く学び「コーチングに詳しい企業人」などハイブリッドな人材を養成
スポーツ科学部フレッシュマンセミナー 新入生全員が1泊2日の合宿で友だちづくり、大学で学ぶことの意義を学ぶ 新入生「リアルに友だち15人できた」

スポーツ科学部の特色を説明する三島隆章学部長 「全国でも珍しい副専攻で、ハイブリッドな専門性を養成」
◆サプライズで4年の西川さん登場 「選手だけじゃない。『スポーツが好き』なら入学できる」
スポーツ科学部の説明の途中に、サプライズのスピーカーとしてスポーツ科学部4年の西川陽菜(はるな)さん(兵庫・姫路南高校)が登場。三島学部長の質問に答えました。
西川さんは 教員免許とアスレティックトレーナーの資格を同時に取得できるカリキュラムに魅力を感じて大阪体育大学に入学しました。アスレティックトレーニングコースに所属し、アスレティックトレーニングチームのメンバーとして、クラブでトレーナーをしています。実技の授業では水泳が苦手でしたが、先生や友人の支えで4つの泳法をマスターできました。西川さんは参加した高校生に「大阪体育大学には選手だけでなくマネジャーやトレーナーとして選手を支えるなど、様々なかたちでスポーツに関わる学生が集まっています。『スポーツが好き』なら、入学する理由として十分だと思います」と呼びかけました。
アスレティックトレーニングコースで学ぶ魅力とは 体育学部・西川陽菜(はるな)さん 「アスレティックトレーナーとして選手を支え、信頼される存在になりたい」 先輩VOICE2

西川陽菜さん(スポーツ科学部4年、兵庫・姫路南高校)。「スポーツが好き、なら入学の理由として十分」
◆「一生ものの専門スキルと仲間を得よう!」
三島学部長は最後に会場の高校生に、「皆さんは何を基準に進路を選びますか? 都会にあって便利だからですか? 知名度がある総合大学だからですか? それとも4年間で自分自身を最も成長させ、一生ものの専門スキルと仲間を得ることができる環境で選びますか。私たちはあなたの挑戦を全力で支える準備ができています」と問いかけて説明を終えました。
◆教育学部の特色とは 金子学部長「最大4つの免許・資格が取得可能。複数免許は教採試験で優遇措置を受け極めて有利」
続いて、教育学部の特色を金子勝司学部長(レクリエーション学)が説明しました。4コース(小学校教育、保健体育教育、幼児教育、特別支援教育)に定員はないこと、 最大4つの免許・資格が取得可能で、複数免許は小中一貫の義務教育学校が全国で増え、多くの自治体が教員採用試験で加点や一次試験免除などの優遇措置を取る中で、合格に向けて極めて有利なことなどを説明しました。
教育学部は、授業では1年生から担任制を採用し、2年次には近隣の学校に約3か月間、毎週水曜に学校インターンシップに行って早い段階で現場を経験。教員採用試験対策は5人の元校長らによる面接、小論文対策、模擬授業など学部独自の対策を取り、学外での学びとして夏のマリンプログラムや冬のスキー・スノーボードの野外活動実習のほか、カナダ・ビクトリアでの海外語学研修(4週間)では学生が現地の小中学校で慣れない英語に挑戦しながら授業を実施しています。また、ボランティア活動を単位化していることも特徴です。
金子学部長は、卒業生の7割近くが教育現場に進み、これは国立の教育大学の5割強程度よりも多いとして、「教育学部は学生が同じベクトルを向き、非常にいい環境です」と強調しました。

教育学部の特色を説明する金子勝司教授。「最大4つの免許・資格が取得可能。複数免許は教採試験で優遇措置を受け極めて有利」
◆就活サポートの特色とは 吉田センター長「学生と教職員の距離の近さが自慢。全学生個別面談、毎日お昼のセミナーで親身に支援」
就職に向けた本学のサポート体制について、吉田純子教職支援センター長が説明しました。
今年3月の卒業生の就職率は98.1%で、進路の3つの柱として、伝統と実績の「教員」、地域を守る「公務員」、実力を発揮する「民間企業」を挙げました。教員の現役合格は延べ65人で、公務員の現役合格は延べ111人。特に警察・消防などの公安系公務員は全国屈指の強さを誇り、民間企業は、クラブや学外での学び、ゼミなどで培われたリーダーシップやコミュニケーション能力などが高く評価され、ミズノ、リクルートHD、三菱電機など日本を代表する企業にも多数合格しています。
吉田センター長は大阪体育大学が誇るキャリア支援体制として、全学生と職員による1対1の個別面談、毎日、お昼休みに企業や公務員の採用担当者を招いて話を聞く学内セミナー、プロの講師による無料の試験対策講座、各界で活躍する卒業生が後輩にアドバイスするOB・OGネットワークを挙げました。
吉田センター長は、学生と教職員の圧倒的な距離の近さが何よりも大阪体育大学の特徴とし、企業・公務員を目指す学生を支えるキャリア支援センター、教員対策の教職支援センターとも、気軽に相談できる雰囲気が最大の自慢で、12人の専門スタッフが親身にサポートしていると説明しました。

就職サポートの特色を説明
◆体験授業、デジタルスポーツ、テーピング実技体験etc.多彩なイベント
オープンキャンパスでは、体験授業、デジタルスポーツ体験会、テーピング実技体験会、体力テスト対策講座、個別相談、キャンパスツアー、クラブ見学など多彩なイベントが繰り広げられました。
キャンパスツアー

キャンパスツアー 学生スタッフが何度も後ろを向いて話しかける
デジタルスポーツ体験会

バーチャル空間でサイクリングを楽しむZwiftに挑戦する参加者

VRゴーグルをつけ、仮想空間で卓球

会場となった中央棟の吹き抜けエントランス。スポーツ×テクノロジーの未来を体感しようと多くの参加者が参加した
テーピング実技体験会

テーピング実技体験会 本学はアスレティックトレーナー(AT)資格と教員免許が両方取れる数少ない大学で、AT志望の入学生が多い
体力テスト対策講座

体力テスト対策講座 総合型選抜で実施する実技テストを体験した
体験授業


体験授業で講義する教育学部・中川一彦教授(教科教育学) 「未来の先生への第一歩! 教員採用試験対策を体験してみよう」

体験授業で講義するスポーツ科学部・中山健教授(スポーツ社会学) 「日本におけるスポーツ推進の課題」
個別相談コーナー

個別相談会 入試、カリキュラム、学生生活などあらゆる質問に回答。高校生インタビューでも「不安が解消するまで説明してもらえて特に印象に残った」などの回答があった

スポーツ科学部相談コーナーで高校生の質問に答える三島学部長


AT資格関連相談コーナー

現役学生とのフリートークコーナー
他にも多彩なイベント

本学の様々なイベントや活動にご協賛いただいているエイブル社のコーナーで、アイスクリームが参加者にプレゼントされた

抽選会

連日、猛暑の中でのオーキャン。学生が飲み物を手渡す
◆オープンキャンパスで印象に残ったことは? 高校生「施設がすごい」「学生が優しかった」
4日間を通して、参加した高校生からは施設の充実度や学生スタッフのフレンドリーさを挙げる声が目立ちました。期間中に高校生20人を対象にしたインタビューでは、印象に残ったこととして、4人が「キャンパスツアー」と回答し、「施設が充実」「学生が優しかった」という趣旨の回答がそれぞれ3人でした。「キャンパスツアー」の回答では、「バレーボールの体育館を見たが、設備が整っていた。クーラーが効いているのもいいと思った」(2年生男子、奈良県)など施設の良さを挙げる声が多く、充実した施設や設備が多くの高校生の心をひきつけていることが分かりました。
また、高校生からは「個別相談会の現役学生フリートークで、自分の不安なことについて、学生の方が親切に教えてくれたことが印象的だった」(2年生女子、兵庫県)、「学生スタッフの先輩のノリが良く、自分に話しかけてくれた」(2年生男子、宮崎県)などの回答がありました。また、「キャンパスツアー」と回答した高校生の多くが、学生スタッフのフレンドリーさを施設とともに合わせて挙げていて、元気で優しい学生スタッフの存在は、施設・設備と並ぶオープンキャンパスの人気の要因になっているようです。
なぜ大阪体育大学のオープンキャンパスは参加者が増えているのか 高校生20人に聞く 印象に残ったことは? 「キャンパスツアー」「施設」「学生が優しかった」

沖縄から1人で参加した谷口晴信さん(高校3年)
◆ボーキャンズ統括の大久保さん 「目標の先生になるために、人との接し方などをオーキャンで学んだ」
ボーキャンズは今年から運営体制を変更。昨年まではその年のオープンキャンパスに向けて募集していたスタッフを、基本的に1年生から4年間所属するかたちに変え、今年新たに募集しました。応募があった1年生を面接し、明るさや話の上手さなどの観点から応募者の半分に絞って40人のメンバーが決定。このため、例年以上に意識が高く意欲的に取り組む学生が集まったといいます。
キャンパスツアーでは、施設の説明などは昨年より数段詳しくパワーアップしました。事前に大学HPやパンフレットに書かれてある施設の紹介文を暗記しただけでなく、授業で知った施設や大学の特色に関する情報を、全員がグーグルフォームに入力して共有しました。また、ツアーの先頭を歩きながら、ずっと後ろを振り返って参加者に話しかけました。
リーダー役の統括を務める大久保樹(いつき)さん(教育学部3年、兵庫・琴丘高校)は「無事に終了して安心しています」と笑顔。来場者が増えて喜びを感じる半面、期待に応えるためのプレッシャーも感じていたといいます。メンバーは毎回、その日のうちに振り返りをして良かった点、改善点を話し合い、「1回目より2回目、3回目と少しずつ運営の質を向上させることができたのではないでしょうか」と振り返りました。
自分自身、キャンパスツアーを担当し、最初は大学選びに迷っていると話していた高校生がツアーの後で「すごく良かったです」と言ってくれた時は大きな喜びを感じました。
将来の目標は小学校の先生で、「ツアーの一人ひとりにどう話しかけたらいいかアプローチを考えるなど人と人との接し方をオープンキャンパスで学びました。先生になるために絶対活きてくると思います」。「次は9月5日のソロキャン(個別対応のソロオープンキャンパス)に向けて頑張ります」と話していました。

ボーキャンズ統括の大久保樹さん




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