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2020.08.05

本学の「泉州スポーツコンソーシアムの形成」等の事業が スポーツ庁委託事業に採択されました

 本学の「泉州スポーツコンソーシアム」(仮称)の形成などを目指す事業が、スポーツ庁からの委託事業「2020年度大学のスポーツ資源を活用した地域活性化拠点形成事業」に採択され、5日、スポーツ庁のホームページで公表されました。
https://www.mext.go.jp/sports/b_menu/sports/mcatetop09/list/detail/1421596_00001.htm

 正式な事業名は「『大体大ビジョン2024』拠点づくりの具現化:泉州スポーツコンソーシアムの形成をめざして」。本学がある大阪府南西部の泉州地域(9市4町)でスポーツと健康のまちづくりを推進し、大学スポーツの振興による地域活性化と、その事業モデルの検証と構築に取り組みます。
 

 具体的には、「泉州スポーツ・健康資源実態調査」を実施して地域住民のスポーツ環境に関するニーズや潜在資源の掘り起こしと顕在化を図ります。「子どもの競技力向上」「年長者」「ファミリー」「障がい者」「アウトドア」などの様々なカテゴリー別に、スポーツ施設に限らず、スポーツができる環境を落とし込んだ「泉州アクティブライフマップ」を作成。さらに泉州地域や府内の自治体や企業、関係団体との協働・連携を進め、スポーツや健康を重視した町づくりを進める「泉州スポーツコンソーシアム」の構築を目指します。これらの取り組みを「アクティブ泉州プロジェクト」と名付け、ホームページを立ち上げて紹介していきます。
 このほか、大学のスポーツ資源を活用した地域活性化を推進するために必要な資金の調達策なども検討します。
 本学が掲げる「大体大ビジョン2024」は、新しい時代を切り拓くために、「研究」「教育」「拠点づくり」の3ビジョンを推進しており、スポーツ科学などの研究・人材の力を活かして地域社会の活性化に貢献する拠点づくりを目指しています。
 スポーツ庁から今回、委託事業に採択されたのは本学を含め8大学で、関西では2大学。同庁から委託金の提供を受けて事業を進め、今年度末にシンポジウムの開催なども予定しています。
この事業のプロジェクトリーダーである冨山浩三体育学部教授(スポーツマネジメント)は「日本はカナダ、オーストラリアなどと比べてスポーツプロモーションが活発ではない。泉州地域にスポーツ推進のプロジェクトを展開、根付かせていきたい」としています。

===ご参考===

 本事業や同庁が推進を図る「大学スポーツの振興」は、2017年3月策定の第2期「スポーツ基本計画」における「スポーツによる経済・地域の活性化」の1施策として、各大学のスポーツ分野を統括する部局の設置と統括を担当するスポーツアドミニストレーターの配置を進め、学生スポーツの活性化や各校のスポーツを通じた地域貢献など、スポーツ産業の基盤づくりの一助をめざす政策です。本学では、2018年4月にスポーツ局(https://ouhs-athletics.jp/)を開局、スポーツアドミニストレーターを配置し、運動クラブの統括ならびにスポーツ推進事業の企画・展開に取り組んでいます。2017、2018年度に同庁の「大学スポーツ振興の推進事業」の採択を2回受けており、今回の委託事業もその採択校に限った公募となっておりました。
 本学が同庁の委託事業に採択されたのは、本事業を含めて8回目(3件の継続事業の採択を含む)です。

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