昨日に園田学園大学と1部昇格を懸けた1-2部入れ替え戦が実施されました.
結果は3-2で勝利し,悲願の1部昇格を果たしました.
10時にスタートし終了は18時前,まさに激闘でした.
D1 岡村・嶺岸(スポーツ科学2年)7-6(4) 6-4 勝ち
D2 川西・紀之定(体育4年・スポーツ科学2年)6-1 4-6 10-4 勝ち
S1 岡村(スポーツ科学2年) 4-6 4-6 負け
S2 嶺岸(スポーツ科学2年)5-7 6(7)7 負け
S3 紀之定(スポーツ科学2年)6-0 7-5 勝ち
かなり大勢のギャラリーがいる中,両校緊張の面持ちでダブルスがスタートしました.
D1は苦しみつつも試合を通して安定感のあった岡村・嶺岸組がストレート勝ちで先勝.
D2は6-1 3-1と勝ちムード一色でしたが,ここから簡単にいかないのが学生テニス・・・
相手が良くなってきたということもありましたが,勝ちを意識しこちらのミスが増え始め4-6で2ndセットを落とします.
一瞬去年の情景がフラッシュバックしましたが,やはりインカレ選手の2人.
Finalセットは両選手ともに開き直り適度にリスクを負いつつ堅くプレーし勝利.
2-0とリードし,午前を最高の形で折り返しました.
シングルスはS1,S2から入りました.
S1の岡村はいつもよりも動きが堅く,なかなか打球が走りません.
相手選手もしぶとく,チャンスがあれば攻撃してくるスタイルに最後まで勝機を見出せず敗戦.
S2嶺岸は強打とネットプレーを交ぜ,両セットともにセットポイントを先に取りますが,あと一歩を押しきれず.
S3の紀之定は試合の勝敗が懸かることが分かった状態で試合スタートでしたが,ダブルスでの堅さが嘘のようなスタートを切ります.
2nd中盤に相手の粘りに攻めあぐねますが,最後は我慢と攻撃の最適なバランスを見つけました.
正直,今年の入れ替え戦は監督として「やれることはやり切った」と思いつつも勝てるという自信はありませんでした.
一方で,このチームで負けたら仕方がないという思いもありました.
そう思わせてくれたのは4年生の頑張りです.
レギュラー,イレギュラーに関わらず自分の個人的な思いは一度置き,各自が役割を全うしていたように思います.
長い歴史と伝統を持つ園田学園大学の牙城を打ち破るのは本当に難しかったですが,最終的に打ち崩せたのは「4年生のためにも勝ちたい」と後輩たちに思わせた4年生の力が大きな要因だと感じています.
また,今年もリーグ期間中からたくさんの卒業生の方々から現地での応援や差し入れ,メッセージを頂き,本当に大きな力になりました.
入れ替え戦も多くの方にお越しいただき,卒業生も含めてワンチームで戦えました.
正確にはわかりませんが,20年以上ぶりの1部昇格だと聞いています.
在校生の頑張りが卒業生の何か励みになってくれていたら嬉しいです.
来年からは1部で戦いますが,それは王座に出場するチャンスがあるということです.
より一層厳しい戦いとなりますが,1部優勝できるよう練習に励んでいくつもりです.
とはいえ,9月9日からスタートしたリーグ戦,本当に長く苦しいものでした・・・
ひとまず色んなことを忘れ,チームとしては束の間の休息を取りたいと思います.
引き続き大阪体育大学女子テニス部の応援を宜しくお願いいたします!!
※先日の投稿において,園田学園大学に関する記載に一部不適切で、誤解を招く恐れがある表現がありましたことを深くお詫び申し上げます.
今後は情報確認,発信をより一層徹底し,再発防止に努めてまいります.
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