本日より2025年度 全日本学生テニス選手権の予選シングルス1回戦がスタートしました.
基本的にインカレ会場はWBGTが32.2度を超えており,アウトドアコート8面は15時半以降しか使用しないというような過酷な状況です.
本学の2人は屋根付きコートでの試合だったため些かマシでしたが,それでもWBGTは30度を超えていました・・・
さて,本日の結果は以下の通り.
○嶺岸(スポーツ科学2年)6(5)7 6-2 10-4 古野(立教大)
×岡村(スポーツ科学2年)3-6 4-6 杉村(鹿屋体育大)
嶺岸は関東の選手に競り勝ちました.
特に1stセットは相手選手の強烈なサーブとスピン系のボールに苦しみましたが,2ndセット以降は無理にラリーのペースを上げず相手のバックのダウンザラインを打たせミスを誘いました.
実は左手首の怪我でひと月以上バックハンドストロークを打てておらず,1週間ほど前からやっと解禁したところでした.
しかし,今日の試合を振り返ると,そういったことも含めて良い意味での「諦め」が試合全体を通した程よい力感に繋がっていたように思います.
相手をよく観察し,自分のやれることを上手にはめ込みました.
これまでは猪突猛進という試合が多かった嶺岸(笑).
春先からは怪我なども経て,試合での振る舞いや考え方にも幅が出てきていますので明日の予選決勝も楽しみです.
嶺岸(スポーツ科学2年)
嶺岸とは対照的に,岡村は苦しい試合でした.
予想以上にしつこく丁寧に返球してくる相手にしっかりとラリーを付き合ってしまったあまり,なかなかウィナーも取れず波に乗ることができません.
本人としては攻撃的にプレーしているつもりでしたが,コート内に入ってプレーしていないためエラーも増え徐々にリードされていきました.
2nd後半からは本来の低い軌道のボールで勝負し始めチャンスが来たかと思いましたが,先に40を取ったゲームをなかなか取りきれず敗退.
試合全体を振り返ると,劣勢になっている状況を受け入れられていないようにも思えました.
「もっと何かしなくては!」,「こんなはずではない」と自分に発破をかけることはもちろん大事ですが,上手くいってないことを素直に受け入れることも時には必要です.
ここで敗退するのは想定外でしたが,その分,本戦のダブルスで頑張ってもらいましょう.
岡村(スポーツ科学2年)
明日は嶺岸の予選決勝が行われます.
同じ関西地区の選手と対戦しますので,引き続き応援よろしくお願いいたします!
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