本日は川西・紀之定組の本戦ダブルス準々決勝が実施されました.
本戦ダブルス準々決勝
×川西(体育4年)・紀之定(スポーツ科学2年) 6-3 5-7 8-10 西本・末廣(関学大)
本当に惜しい試合で,こちらからすれば勝ちを逃し,相手からすれば勝ちを拾ったというところでしょうか.
一番悔しいのは学生ですが,指導者としても個人戦でこれほど悔しいのは久々です.
これまでの試合でも調子の良かったサービスゲームを軸にラリー戦やネットプレーでも積極的に攻撃を仕掛け,1stセット6-3,2ndセット2-0の40-40までいくなどリードをしていましたが,この辺りから硬さが見られました.
これまでにはないようなボレーミスやストロークのミスが増え始めていましたが,本人たちにも確認したところ引いてしまったとのことでした.
それでも相手に食らいついていき,2ndセット4-4,5-5とそれぞれ本学のサービスゲームで40-40までもつれる痺れた展開となりますが,どちらもダブルフォールトでブレークを許します.
Finalセットも一時4-2とリードしますが,それぞれの苦手としているショットでの凡ミスが響き敗戦となりました.

左:紀之定(スポーツ科学2年),右:川西(体育4年)
非常に勿体無い試合ではありましたが,自分たちの弱いところを認める中で勝負していた彼女たちに成長を感じました.
それは,やはり自身の課題を意識してこれまでの練習に取り組んでいたからこそなのだと思います.
一方で,ビビってしまった時に自身の弱点が出てくることは想定出来ていたものの,良い意味でそこから逃げて別の方法でプレーすることを選択できなかったことが今回の敗因にようにも思います.
口で言うことは簡単ですが,これまで必死に取り組んでいたことと違うことを選択するわけですから,そのバランスが難しいところです.
左:川西(体育4年),右:紀之定(スポーツ科学2年)
明日からはインカレ本戦の出場権を懸けて選考戦に臨みます.
難しい心境での試合にはなりますが,テニスは優勝する以外の選手は負けることを考えると「消化力」が重要です.
彼女たちが今日の試合を前向きに消化し,明日は今日の鬱憤を晴らしてくれることを願います.
明日は岡村・嶺岸組が決勝進出を目指し第1シードに挑みます.
明日も二組の応援宜しくお願いします!
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