監督の岡村です。
9月28日(土)に令和6年度関西大学対抗1-2部リーグ入れ替え戦が行われ,園田学園女子大学に1-3で敗戦し2部リーグ残留が決まりました。
詳細は以下の通りです。
○D1 海津(体育学部4年)・岡村(スポーツ科学部1年) 6-4 1-6 11-9 島田・岩野
×D2 宮城(体育学部4年)・川西(体育学部3年)6-4 5-7 6-10 中西・髙橋
×S1 岡村 2-6 3-6 島田
打ち切りS2 海津 6-3 4-4 中西
×S3 嶺岸(スポーツ科学部1年)3-6 6-4 6(5)7 岩野
計 1-3
「勝ちに不思議の勝ちあり,負けに不思議の負けなし。」
故 野村克也さんの言葉ですが,まさにその通りだと感じます。
2部リーグ戦では「隙・油断を排除する」ことをテーマに試合に臨み,それを実践できたと思います。
入れ替え戦に向けても同様に準備してきたつもりでしたが,予想以上に相手の勝利に対する執着や気迫が凄まじく,それに対応できぬまま飲まれてしまった試合でした。
全体を振り返るとやはりD2がキーだったでしょうか。
勝てる可能性が五分五分だったD1が先勝し,D2も1stセットアップ・2nd 5-5の40-0。
本学としてはダブルス2-0でシングルスに折り返せると思いましたが,そこから予想以上にしつこい相手のプレーにこちらは引いてしまいました。
相手からすれば0-2が1-1となったこともあり,さらに気合いや勢いが増したように感じました。
こちらにはそれをひっくり返すだけの力や準備ができておらずS1,S3と立て続けに落とし敗戦となりました。
団体戦であれ個人戦であれ,勝負の敗因は試合の中にあると思います。
試合を通したパフォーマンス,ある場面での1プレーなど,その試合だけを見れば試合の中に敗因があります。
一方で,試合でのパフォーマンスは普段の「取り組み」によるもので,プレッシャーがかかる場面でのベストでなくとも「ベター」な意思決定やプレーの選択は良い「取り組み」の積み重ねからしか生まれません。
しばらく経って振り返ると今回の試合で勝ち切るだけの「取り組み」は充分とはいえませんでした。
監督・選手を含めチームの「甘さ」を園田学園に突きつけられたと感じます。
昨年2部リーグ3位となってから1部昇格を目標にしてきましたので,「また来年」と切り替えるにはあまりにも次の1年が長く感じてしまいます。
しかし,団体戦だけが全てではありません。
テニスは個人競技ですし,すぐに次の試合が始まります。
今回の大きな教訓を活かし各選手が良い取り組みを積み重ね,個人戦で勝っていくことが来年雪辱を果たすための第一歩でしょう。
加えて,4年生が引退し新チームになりますが,各選手が良い取り組みを積み強いチームになるためには再度チームの「文化」を考える必要があります。
宿題はたくさんありますが,ひとつずつ向き合いここからまた這い上がります。
「不敗ではなく,不屈であれ」
私の好きな言葉の一つですが,「不屈」であり続けたいと思います。
入れ替え戦には本当に多くのOB・OGの方が応援に駆けつけてくださいました。
どれだけ選手たちの力になったことか分かりません。
部員一同,感謝申し上げます。
まだまだ大阪体育大学女子テニス部はここからですので,今後とも応援宜しくお願いいたします。
女子テニス部監督
岡村修平
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