大阪体育大学と富士通株式会社は3月31日、包括的な産学連携に関する協定を締結しました。同日、大阪体育大学で締結式が行われ、大阪体育大学・神﨑浩(かんざき・ひろし)学長と富士通株式会社グローバルソリューションビジネスグループHuman Digital Twin事業部・藤原英則(ふじわら・ひでのり)事業部長が協定書にサインしました。

連携協定を締結した神﨑浩学長(左)と藤原英則事業部長

大阪体育大学はスポーツSDGsを推進しています
協定は、両者がスポーツパフォーマンス分野において、最先端テクノロジーを活用したデジタルトランスフォーメーション(DX)による社会課題解決を共同で推進し、サステナブルで豊かな社会の実現に向けて取り組むとともに、それらを牽引する人材を育成することが目的です。
連携事業として、大阪体育大学は富士通が開発した、骨格認識AIを活用した体操採点システムをトレーニング施設としては世界で初めて、第3体育館の体操競技専用フロアに設置しました。
このシステムは富士通が国際体操連盟(FIG)と共同で開発しました。演技の3Dデータをマーカーなしで取得し、AIが選手の関節位置を分析、技や難度を判定するもので、すでに世界選手権でも導入されています。体操競技部男子は2025年全日本インカレ1部団体総合7位の強豪。まずはつり輪とあん馬の2種目を対象にカメラを4台ずつ計8台設置しました。藤原敏行監督は「演技を瞬時に3次元データとして取得でき、自分の感覚と実際の判定の違いを認識できるなど、競技力向上に役立つ」と話しています。また、採点システムは今後、ゼミ活動をはじめとして、体操関連の実技授業やバイオメカニクス関連の講義など、スポーツ科学部や大学院スポーツ科学研究科の授業でも活用が検討され、競技面だけでなく教育面においても可能性が広がります。
さらに、各種スポーツにおけるトップアスリートの育成や、地域における健康増進等の社会課題への対応など、他分野への展開についても、富士通株式会社と連携し検討を進めていきます。
大阪体育大学では開学60周年の節目を迎えた2025年、「大体大ビジョン2031」で掲げる「本物」の教育・研究・社会貢献のさらなる充実を目指し、「DX・AX検討推進プロジェクト」を始動。デジタル技術の活用(DX=デジタル・トランスフォーメーション)と人工知能の活用(AX=AIトランスフォーメーション)を進め、教育・研究・社会貢献を通じて、スポーツを基点とした社会の変化や新たな価値創造への貢献を目指しています。
締結式では、神﨑学長は「富士通様からのご説明を受けてAIを活用した体操競技の採点システムを早速導入いたしました。競技力向上に加えて、スポーツ現場とスポーツ科学をどう融合させていくか極めて興味深い分野だと思います。これからの本学の発展に向けて連携していきたいと考えています」、藤原事業部長は「この度は、国際体操連盟が公式採用している弊社のAI体操採点システムをベースとしたトレーニングシステムが、大阪体育大学 体操競技部様に採用されましたことを誠に喜ばしく思います。本システムのコアとなる骨格認識AIは、トップアスリート育成やバーチャルスポーツの高度化、地域の健康増進を通じた社会的価値の創出および人材育成に資するものであり、今後大阪体育大学様と共同で協議を進めたいと考えています」と語りました。




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