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2025.06.06

トレーナー資格で最難関のアスレティックトレーナー資格に3名が一発合格!

 日本スポーツ協会アスレティックトレーナー(AT)資格の合否結果が5月29日(木)、本学に通知され、今年2月に初めて実技試験を受験した3名全員が合格しました。
 AT資格の取得には、理論試験・実技試験の合格が必要で、日本のトレーナー資格の中でも最難関とされる資格となっています。現在、本学では4年生を対象に理論試験は10~11月、実技試験は2月に実施されていますが、2026年度より段階的に実技試験は3年生の2~3月、理論試験は4年生の5~6月または11~12月に変更されます。

合格した学生時代の三木さん


 ATの仕事はプロアスリートやスポーツをする人に対し、けがの予防・スポーツ現場での応急処置・リコンディショニング・コンディショニング・身体の検査や評価・生活面や健康の指導管理など多岐にわたります。現在では、プロのスポーツ選手やチームにATが所属、契約していることが一般的になっており、資格を取得することでプロスポーツの現場で活躍できるチャンスが広がります。
 大阪体育大学ではスポーツ科学部にアスレティックトレーニングコースが設置され、必要な単位を修得・現場実習を行うことで検定試験の受験資格が得られます。現場実習では学内の運動クラブやATルームなどの現場で知識・経験を深めることができます。
 合格した青海夢生さん(2024年度卒)は、「現在は中学校に常勤講師として勤務しているが、資格を取得でき、スポーツ現場で勤務することも考えている。教員の仕事も面白いので、非常勤講師を続けながらスポーツトレーナーとして活動することも選択肢の一つ。体大での4年間、学ぶも楽をするも自分次第。時間と環境を大切にたくさんのことを吸収して学んでください」、三木菜摘さん(同)は、「現在パーソナルトレーニングジムに勤めていて、資格を取得できたことで活躍の場が広がる。将来的にはプロスポーツチームのトレーナーとして活躍したい。スポーツの現場で活躍したい人は資格取得までは大変だが、頑張って目指してほしい」と、後輩に励ましのメッセージを送りました。

アスレティックトレーニングコース

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