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2024.03.29

本学大学院修了の相馬監督率いる 中央学院がセンバツ4強 ~「スポーツ心理学の研究が今の指導に役立つ」~

 第96回選抜高校野球大会で大阪体育大学卒業・大学院博士前期課程修了の相馬幸樹監督(44)が率いる中央学院高校(千葉)が準決勝に進出しました。
 相馬監督は1998年、市立船橋高校から本学体育学部体育学科に入学し、投手として阪神大学リーグ記録となる連続イニング無失点記録(64回3分の2)を達成。卒業後は社会人野球シダックスで野村克也監督の指導を受けました。現役引退後の2005年、大阪体育大学大学院スポーツ科学研究科博士前期課程に入学。土屋裕睦教授(スポーツ心理学)の指導でスポーツ心理学を学び、修士(スポーツ科学)を取得。その後、中央学院高校の監督を務めています。
 土屋教授は、日本スポーツ心理学会理事長。公認心理師・スポーツメンタルトレーニング上級指導士として日本代表選手やプロスポーツチームの心理支援を実践しているほか、体罰などとは無縁なグッドコーチの育成に取り組み、「NO!スポハラ」活動の実行委員会委員を務めています。
 土屋教授は相馬さんについて「野球の心理学に関する研究に従事し、好奇心旺盛、信念をもってコツコツと努力するタイプだった」と話します。大学院での研究テーマは、「投手における心理状態尺度の開発とメンタルトレーニングへの応用」。土屋教授によると、論文は投手の心理状態を測定する新しい尺度(PSP)を開発し、それを用いて投手にメンタルコーチングを実践する内容です。
 相馬さんは大学院時代、本学野球部で投手コーチを務め、2006年の全日本大学選手権で優勝。当時、監督だった中野和彦ゼネラルマネジャーは「印象深いのは、投手陣に『マウンドに上がったらまず、自分が打たれた時に見つめて心を落ち着かせる場所を、スコアボードでもどこでもいいから探しなさい』と指導していたこと。大学院で得た知識を指導に活かしていた」と話しています。「フォーカルポイント」という集中力の高め方です。
 相馬監督は「大学院で学んだスポーツ心理学は、カウンセリングマインドを持ったコーチングなど、今のチームでの指導でもとても役立っている。大学の投手コーチとして全日本大学選手権で優勝した経験も大きい」と話しています。
 なお、中央学院高校の福嶋翔平野球部長(34)も体育学部スポーツ教育学科の卒業生です。


相馬幸樹監督


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