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2026.07.30

大学スポーツ・サステナビリティ・インパクトレポート2024全文

大阪体育大学
大学スポーツ・サステナビリティ・インパクトレポート2024

-2024年度活動のインパクト-

OUHS
College Sports Sustainability Impact Report 2024
-Impact of Activities in 2024 –

大学スポーツを通じて、人を育て、地域をつなぎ、well-beingに貢献する

【インパクトレポート2024完成版】

Ⅰ.大阪体育大学における大学スポーツ

 

1. 大阪体育大学の概要
― 教育・研究・スポーツの実践を通じて社会に貢献する大学―

大阪体育大学は、1965年に西日本初の体育大学として設立された。開学以来、スポーツ活動の実践を通じた教員・指導者養成を大きな柱としながら、スポーツ選手を支える人材や、スポーツ活動、健康づくりをマネジメントする人材の養成にも力を注いできた。
その原点にあるのが、「不断の努力により智・徳・体を修め社会に奉仕する」という建学の精神である。草創期を支えた加藤橘夫元学長(初代体育学部長)は、東京大学教授として体育・スポーツの研究と教育を牽引し、日本体育学会の創立にも貢献した理論家であった。大島鎌吉初代副学長は、1932年ロサンゼルス五輪三段跳銅メダリストであり、1964年東京五輪では選手強化対策本部長・日本選手団長を務めた人物である。両氏の志は、体育・スポーツの力で社会に貢献するという本学の原点として、今日の教育・研究・社会貢献にも受け継がれている。
現在、本学はスポーツ科学部、教育学部、大学院スポーツ科学研究科を擁し、在学者数は2,767人(2024年度)である。大体大ビジョン2031では「本物を学び、極める」を掲げ、教育・研究・社会貢献を通じて社会の多様な価値創造に貢献する大学として歩んでいる。こうした歴史、教育研究体制、人材育成の蓄積を基盤として、大阪体育大学は大学スポーツを通じた社会的価値の創出と発信に取り組んでいる。
【ポイント】
◼大阪体育大学は、西日本初の体育大学として1965年に設立された。
◼スポーツ科学部、教育学部、大学院スポーツ科学研究科を擁し、教育・研究・スポーツを一体で展開している。
◼充実した施設とカリキュラム、実践環境を基盤に、社会に貢献する人材を育成している。

2.大体大が目指す大学スポーツの未来
― 学生・地域・社会のwell-beingを支える大学スポーツへ ―

現代社会において大学に求められる役割は、教育・研究にとどまらない。地域連携、人材育成、健康課題、多様性と共生への対応など、大学が社会に果たす責任と役割が問われている。こうした視点は、USR(University Social Responsibility:大学の社会的責任)として捉えることができる。
本学は、大学スポーツを教育・研究・社会貢献の結節点として捉え、学生の成長、地域とのつながり、社会課題への応答を生み出す実践基盤として発展させてきた。本学の大学スポーツは、単なる競技活動ではなく、学生が挑戦し、協働し、責任を学び、社会と関わる力を育む場である。同時に、地域や社会との接点を広げ、well-beingの向上に貢献し得る公共的実践でもある。
本レポートは、その価値を可視化し、社会に向けて伝えるためのものである。大学スポーツの価値は、これまで競技成果や個別活動の紹介にとどまりがちで、社会的価値として十分に共有されてこなかった。そこで本レポートでは、その背後にある学生の成長、地域との共創、社会課題への応答を示すことで、本学が目指す大学スポーツの未来を明らかにする。
本レポートでは、その価値をまずスポーツ局・クラブ活動・社会貢献センターという中核3機能から可視化する。
【ポイント】
◼大阪体育大学には、学生が成長し、地域や社会とつながる大学スポーツの実践基盤がある。
◼その実践基盤を、教育・研究・社会貢献が循環する価値創造の場へと高めていく。
◼大学スポーツの価値を可視化し、学生・地域・社会のwell-beingを支える未来へ広げていく。

Ⅱ.大阪体育大学が描く、大学スポーツの社会的価値

1.大体大ビジョン2031と社会貢献

大阪体育大学は、「大体大ビジョン2031」において、「社会貢献」を大学の重要な柱の一つとして位置づけている。本学における社会貢献とは、大学が外部に対して何らかの支援を行うことにとどまらず、スポーツを基軸に、教育、研究、人材育成といった本学固有の資源を活かし、社会と接続しながら新たな価値を創出し、それを持続的に社会へ還元していく営みである。
その根底にあるのが、「不断の努力により智・徳・体を修め社会に奉仕する」という建学の精神と、「本物を学び、極める。」という本学の基本姿勢である。ビジョン2031では、スポーツと人材育成によるSDGs達成への貢献、体育・スポーツ・教育の価値向上、大学スポーツ振興の推進体制強化などが示されている。
本学にとって社会貢献とは、活動の量を増やすことではなく、学生一人ひとりの学びと実践が地域や社会への貢献へとつながっていくことに本質がある。ここに、体育大学としての資源を社会的意義へと転換していく、本学の社会貢献の特徴がある。
【ポイント】
◼本学は、社会貢献を大学の重要な柱として位置づけている。
◼社会貢献は、本学の資源を活かした社会的価値の創造と社会還元である。
◼学生の学びと実践を社会的意義へつなげることに、本学の特徴がある。

2.大体大サステナビリティ
―大学スポーツを、社会を支える実践インフラへ―

本学が捉えるサステナビリティは、環境配慮にとどまらず、教育、健康、地域、共生、そしてwell-beingを含む広い社会的持続可能性である。大学は、知的・人的・実践的資源を通じて、その実現に継続的に役割を果たす責任を担っている。
この視点に立つと、本学の大学スポーツは単なる課外活動ではない。学生の成長を促す教育の場であり、地域と接続する社会実践の場であり、健康や共生に寄与する公共的な場でもある。本学におけるサステナビリティとは、こうした大学スポーツの実践を通じて、教育・健康・地域・共生・well-beingを持続的に支えていく考え方である。
本学は、この大学スポーツを「社会を支える実践インフラ」として捉える。大学スポーツを学内に閉じた活動ではなく、社会を支える基盤として再定義する考え方である。ここに、「大学スポーツを社会インフラへ」という大体大サステナビリティの核心があり、本学はこの価値を継続的に社会へ接続していく。
【ポイント】
◼本学のサステナビリティは、well-beingを含む広い社会的持続可能性である。
◼大学スポーツは、教育・地域・共生を支える公共的実践の場である。
◼本学は、大学スポーツを社会を支える実践インフラとして位置づける。

3.大体大スポーツSDGs
― 大学スポーツの価値を社会課題へ接続する実装フレーム―

本学では、研究、教育、社会貢献、そしてスポーツという本学固有の資産を活用し、社会課題への応答と共有価値の創造へ結びつける枠組みとして、「大体大スポーツSDGs」を推進している。これは、組織横断型・社会連携型・パートナーシップ型のプロジェクトとして、本学の多様な実践をつなぐ実装フレームである。
ここで重要なのは、SDGsを単なる目標一覧や活動のラベリングとして扱わないことである。「大体大スポーツSDGs」は、大学の実践を社会課題の解決や共有価値の創造という視点から再編集し、学内外の多様な主体とつなぐ共通言語である。同時に、本学の教育・研究・スポーツ・社会連携の実践を、社会に伝わる形へ翻訳し、外部の多様な主体が重視する社会課題と接続する枠組みでもある。
このフレームを通じて、本学の大学スポーツは教育、健康、地域、共生といった複数の社会領域に接続される。こうして生み出される成果は、学生・地域・社会のwell-beingへとつながると同時に、本学の教育・研究・社会貢献の価値をさらに高める循環を生み出していく。すなわち、大体大スポーツSDGsは、大学スポーツの価値を社会課題と接続し、共有価値の創造へと導く実装フレームである。
【ポイント】
◼大体大スポーツSDGsは、本学の価値創造を支える実装フレームである。
◼大学の実践を、社会課題とwell-beingの視点で再編集する。
◼本学の取り組みを、社会に伝わる価値へ翻訳し、接続する。

4.「大体大スポーツSDGs」ウェブサイト
―Actions 掲載記事からみるSDGs目標への貢献―

大体大スポーツSDGsの意義は、本学の実践を社会課題との関係から整理し、その価値を社会に伝わる形へ翻訳する点にある。本ページでは、ACTIONS掲載記事の分析を通じて、本学のスポーツ関連実践がどのような社会的価値に接続しているのかを確認する。
ACTIONS掲載記事を分析すると、掲載されている実践は、健康や教育に関わる領域への貢献が大きく、そこに本学の基盤的な特徴が表れていることが確認できる。加えて、地域社会との関係づくりや、多様な主体との連携に関わる領域にも広がりがみられ、スポーツ関連実践が競技活動にとどまらず、社会との関係の中で多面的な価値を生み出していることが読み取れる。
すなわち、記事分析からは、ACTIONSに掲載された本学のスポーツ関連実践が、健康と教育を土台としながら、地域やパートナーシップへと価値を展開している傾向が見て取れる。この結果は、本学が発信しているスポーツ関連実践の社会的価値の特徴を示すものである。さらに、後半で示すクラブ活動の実践とそのSDGsへの貢献をあわせて捉えることで、本学の大学スポーツ、さらには本学全体のスポーツ関連活動の価値を、より総合的に理解することができる。
【ポイント】
◼ACTIONS掲載記事の分析から、本学の実践傾向が読み取れる。
◼記事分析では、健康・教育を基盤に、地域・連携へ広がる傾向が見られる。
◼この傾向は、本学のスポーツ関連実践が多面的な社会的価値を生み出していることを示している。

※「大体大スポーツSDGs」ウェブサイト:https://www.ouhs.jp/ouhs-athletics/ouhs-sdgs/
このサイト内の「ACTIONS」記事は、大学が展開する教育、人材育成、研究、地域連携、社会課題への対応などであり、クラブ(運動部など)が主体的に展開している地域・社会活動の掲載は少ない。2024年度に掲載された記事は80件。掲載記事の内容は複数のSDGs目標に関連している。

5.大体大・大学スポーツエコシステム
― 学生中心!大学スポーツの価値を社会的価値へ高める運用システム―

大体大・大学スポーツエコシステムは、学生を社会的価値の中心に置き、その学びと実践を組織的に支え、地域や社会へ接続する運用システムである。大阪体育大学の特徴は、大学スポーツの価値を理念や活動紹介にとどめず、継続的な社会的価値へ高めていく点にある。本レポートでは、その中核を担う機能として、スポーツ局・クラブ活動・社会貢献センターの連動を捉える。 スポーツ局は推進基盤を整え、クラブ活動は学生が成長し価値を生み出す現場となり、社会貢献センターはその学びと実践を地域や社会へ広げる役割を担う。
この三つの機能が連動することで、学生は競技者であるだけでなく、地域や社会と関わる実践者として育っていく。学生は多様な実践を通じて、他者と協働し、課題に向き合い、自らの学びを社会的価値へ転換していく。その成長は、地域との共創や社会への貢献へと広がる。
このエコシステムにより、学生の成長は地域との共創や社会への貢献へ広がり、その社会的価値は本学の教育・研究・社会貢献の価値向上、そして学生・地域・社会のwell-beingへとつながっていく。この循環は、共有価値の創造(CSV)の視点からも捉えることができる。ここに、大学スポーツの価値を個別活動の集合ではなく、大学全体の社会的価値として束ね、多様な主体との協働・共創へ接続できる本学の独自性がある。
【ポイント】
◼本学の社会的価値の中心には、学生の学びと実践がある。
◼スポーツ局・クラブ活動・社会貢献センターが、学生の成長と社会接続を支える。
◼その循環が、社会的価値と大学価値を高め、well-beingへとつながる。

Ⅲ. 大体大・大学スポーツエコシステムが生み出す社会的価値

 

1. 本レポートにおけるインパクトの捉え方

本レポートにおけるインパクトとは、本学の大学スポーツに関わる実践が、学生の成長、地域社会の課題解決と価値創造、well-beingへの貢献を通じて、学生・地域・社会にどのような価値と変化を生み出しているかを示すものである。活動件数や参加者数、実施日数などの数値は、インパクトを直接証明するものではないが、その実践が生み出している価値と変化を示し、インパクトを読み解くための根拠となる。SDGs目標との接続は、3つのインパクトがどの社会課題に接続しているかを示す補助的な評価軸として位置づける。
【インパクト】
01学生の成長
学生が多様な実践機会の中で学び、役割を担い、社会と関わる力を育んでいくことへのインパクト。
02地域社会の課題解決と価値創造
地域住民、自治体、学校、企業、地域団体などとの連携を広げ、地域課題への応答と新たな社会的価値の創出につなげていくことへのインパクト。
03well-beingへの貢献
健康、学び、交流、共生につながる機会が創出され、学生・地域・社会のよりよい状態を支えていくことへのインパクト。

2. 大体大・大学スポーツエコシステムのインパクト・サマリー(2024年度)

本ページは、社会貢献センター、スポーツ局、クラブ活動の各ページで提示するインパクトを、エコシステム全体の視点から整理したサマリーである。三つの機能は相互に連動しながら、学生の成長、地域社会の課題解決と価値創造、well-beingへの貢献を生み出している。以下の数値は、各機能の活動規模と接続領域を示す基礎データであり、その上で三つのインパクトを読み解くためのサマリーである。
①社会貢献センター(15事業)2024年度
運営学生数(延べ数)2,423人、参加者数(延べ数)3,516人、活動日数(延べ数)96日、関連企業・団体・自治体(実数)39
②スポーツ局(17事業)2024年度
運営学生数(延べ数)324人、参加者数(延べ数)2,264人、活動日数(延べ数)87日、関連企業・団体・自治体(実数)39
③クラブ活動(92事業)2024年度
運営学生数(延べ数)12,697人、参加者数(延べ数)40,587人、活動日数(延べ数)1,095日、関連企業・団体・自治体(実数)124
【インパクト】
◼【学生の成長】多くの学生が事業運営に参画し、主要な役割を担い、参加者や企業・団体・自治体と関わる力を育んだ。
◼【地域・社会の価値創造】多くの参加者、企業、団体、自治体、学校などとの連携から、地域課題の解決に取り組むと共に、本学と地域社会の新たな社会的価値の創出につなげた。
◼【well-beingへの貢献】多くの健康、学び、交流、共生につながる多様な機会を創出し、学生・地域・社会のよりよい状態の構築に貢献した。
◼【SDGs目標への貢献】特に、「3:全ての人に健康と福祉を」「4:質の高い教育を」「10:人や国の不平等をなくそう」「11:住み続けられるまちづくりを」「17:パートナーシップで目標を達成しよう」のSDGs目標に強く接続している。

※ 各数値は各機能の2024年度実績に基づく

① 社会貢献センター

― 教育・研究・社会貢献を一体的に推進する、地域共創の中核拠点―
社会貢献センターの歩みと使命
社会貢献センターは、開学以来の「社会体育・生産体育・学校体育」の理念を継承し、生涯スポーツ実践研究センターと健康福祉実践研究センターの統合を経て、2018年に発足した。教員・学生という人的資源と、施設・設備などの物的資源を社会と結び付け、行政、企業、学校、地域団体等との連携を通じて、スポーツ推進、学校教育支援、地域づくりを進めるとともに、教育・研究・社会貢献を一体的に推進する地域共創の拠点として機能している。

社会貢献センター事業によるスポーツSDGs目標への接続状況
◼SDGs目標への接続状況は、社会貢献センターの事業が健康、教育、地域づくり、パートナーシップに広く接続していることを表す。
◼継続実施率の高さは、地域と安定的な関係を築きながら、地域共創の拠点として機能していることを表す。



② スポーツ局

大学スポーツを支え、社会的価値創造を推進する中核基盤 ―

スポーツ局の歩みと使命
スポーツ局は、本学が有するスポーツに関する教育・研究機能を活用し、学生スポーツの競技力向上、人材育成・教育、学内外におけるスポーツ振興を総合的に支えるため、2018年4月1日に設置された。運動クラブの統括、学生アスリートの修学・キャリア・生活支援、指導者・スタッフ支援、広報・ブランディング、卒業生や外部機関との連携、地域社会の健康増進やスポーツ振興に資する事業の企画・推進などを担い、本学の大学スポーツ振興・推進の中核として機能している。

スポーツ局事業によるスポーツSDGs目標への接続状況と事業一覧
◼SDGs目標への接続状況は、スポーツ局の事業が教育、人材育成、パートナーシップの領域に強く接続していることを表す。
◼少数事業でも高い専門性と連携性を持つ点は、大学スポーツ振興・推進を支える中核基盤としての特徴を表す。



③ クラブ活動

― 学生の成長と社会的価値を生み出す実践現場―

クラブ活動の歩みと使命
クラブ活動は、52クラブ(4同好会含む、男女別)、所属部員数2,040人(所属率73.7%)を擁する本学の大学スポーツの中核的な実践基盤であり、大学が開学した1965年に創部のクラブも多い。学生が競技活動を通じて成長すると同時に、地域や社会と関わる力を育む現場である。競技力の面でも、たとえば女子ハンドボール部は全日本学生選手権12連覇、男子サッカー部は関西学生サッカーリーグ1部優勝、女子剣道部は関西女子学生剣道優勝大会優勝、陸上競技部は日本学生個人選手権男子400m優勝などの実績を有している。こうした競技実績を基盤としながら、クラブ活動は地域連携や社会貢献へも実践を広げ、大学スポーツの価値を社会的価値へつなげる役割を担っている。

クラブが取り組む社会的活動のスポーツSDGs目標への接続状況とマナーアップキャンペーン
◼SDGs目標への接続状況は、クラブ活動が健康、教育、地域づくり、パートナーシップを中心に多面的な社会的価値を生み出していることを表す。
◼マナーアップキャンペーンへの高い参加率は、クラブ活動が地域の安全や共生を支える日常的な社会実践としても機能していることを表す。

3.本レポートが明らかにしたこと/今後の課題と展望

― 第1回レポートとして、中核三機能から可視化した大学スポーツエコシステム ―
本レポートを通じて明らかになったのは、大阪体育大学の大学スポーツが、学生の成長、地域社会の課題解決と価値創造、well-beingへの貢献を生み出す実践基盤であるということである。今回は、その価値をまず、スポーツ局・クラブ活動・社会貢献センターという三つの中核機能から可視化した。これらの連動は、本学独自の大学スポーツエコシステムとして社会的価値を継続的に創出している。
また、本レポートで可視化した中核三機能の実践は、本学の大学スポーツが、特に「3:すべての人に健康と福祉を」「4:質の高い教育をみんなに」「10:人や国の不平等をなくそう」「11:住み続けられるまちづくりを」「17:パートナーシップで目標を達成しよう」といったSDGs目標に強く接続していることを明らかにした。これは、本学の大学スポーツが、健康、教育、地域共創、不平等の是正、連携という社会的価値を中核に展開していることを意味している。
一方で、大学スポーツの社会的価値は、なお社会に対して十分に可視化・共有できているとは言い切れない。今後は、学内の附置センター、教育機能、研究機能にも着目し、本学の大学スポーツエコシステムをより立体的に可視化していくことが重要である。

【本レポートが明らかにしたこと】
◼本学の大学スポーツは、学生の成長、地域社会の課題解決と価値創造、well-beingへの貢献を生み出す実践基盤である。
◼本レポートでは、その価値をスポーツ局・クラブ活動・社会貢献センターという中核三機能から可視化した。
◼その結果、本学の大学スポーツは、特に「3:すべての人に健康と福祉を」「4:質の高い教育をみんなに」「10:人や国の不平等をなくそう」「11:住み続けられるまちづくりを」「17:パートナーシップで目標を達成しよう」に強く接続していることが明らかになった。

【課題と展望】
◼大学スポーツの社会的価値は、なお社会に対して十分に可視化・共有されているとは言い切れない。
◼今後は、学内附置センター、教育機能、研究機能を含めて捉えることで、本学の大学スポーツエコシステムをより立体的に可視化していく必要がある。

Ⅳ. 大阪体育大学大学スポーツサステナビリティ・パートナー制度(検討中)

 

共に、大体大サステナビリティを通じて社会課題の解決に歩みませんか。

 

学生の成長を、地域の力へ。
大学スポーツの価値を、
社会の未来へ。

大阪体育大学は、大学スポーツを通じて学生の成長、地域連携、社会のwell-being向上に取り組んでいる。本レポートで可視化した価値を一過性で終わらせず、今後さらに発展させていくために、多様なパートナーとともに持続的な社会的価値の創造につなげるため、「サステナビリティ・パートナー制度(検討中)」を進めている。支援、連携、共感。大切なのは、本学の価値と方向性を共有し、ともに未来をつくることである。

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