大阪体育大学の各クラブが今季、これまでに繰り広げた熱戦を振り返ります。
第14回関西学生チャンピオンシップ水泳競技大会が、6月20、21日、大阪市のAsue大阪プールで開催され、和田晃太朗(スポーツ科学部3年、大阪・太成学院大学高校)が400㍍男子個人メドレー、上甲陽輝(じょうこう・はるき、スポーツ科学部3年、大阪・向陽台高校)が男子200㍍自由形、松山優杏(ゆあん、スポーツ科学部2年、兵庫・神戸野田高校)が女子50㍍自由形で優勝した。高野朱理(あかり、スポーツ科学部2年、富山・高岡第一高校)は女子100㍍平泳ぎで大会新記録をマークし2位になるなど、4種目で2位、6種目で3位と男女合計13種目で表彰台に立った。

4×100㍍フリーリレー 女子2位、男子3位
男子 和田、上甲V
男子は初日に和田が400㍍男子個人メドレーで4分23秒42を記録し優勝。バタフライ、背泳ぎが終わりターンした時点で4位だったが、得意の平泳ぎでトップに立ち、最後の自由形で逃げ切った。和田は「平泳ぎで勝負をかけ、自分の展開で泳ぎ切れた」と胸を張った。
2日目の4×200㍍フリーリレーでもチームの3位入賞に貢献した。
続いて昨年から活躍の目立つ上甲が男子200㍍自由形決勝に登場し、1分51秒02で優勝。持久力をつけるため長距離練習を取り入れ、その成果で後半に崩れず安定感が増しているという。4×100㍍フリーリレー、4×100㍍メドレーリレー、4×200㍍フリーリレーにも出場しチームは3位。2日間で7本を泳ぎ切りタフネスぶりを見せつけた。
2日目は井上輝星(きら、体育学部4年、福井工業大学附属福井高校)が200㍍個人メドレーで自己ベストを1秒以上更新する2分03秒87で2位。優勝した選手とは最後まで競り合い僅か0秒14の差だった。リレー種目にも全て出場しリーダとしてチームを牽引した。
200㍍平泳ぎでは岡﨑一彗(いっせい、スポーツ科学部2年、愛媛・新田高校)が自己ベストを更新し2分16秒69で3位となった。1年生で記録が伸びなかった悔しさで奮起し、取り組んできた練習が実を結び記録を出した。
尾関一将監督は「真摯に練習に取り組んでいる選手の多くは成果が出ているので、それを見てチーム全体が刺激を受けている。個性的な選手が多いが、うまくバランスが取れて良い雰囲気で練習している。関西インカレだけでなく、全日本インカレで決勝進出も狙える実力がある」と自信を見せた。

井上輝星(体育学部4年、福井工業大学附属福井高校)
女子 松山V、高野大会新で2位
女子は松山が50㍍自由形で初日から躍動、26秒39を記録し優勝した。松山は短距離を得意とするスプリンターで前半からハイスピードの泳ぎが特徴で、今は後半にスピードを落とさないようペース配分に気をつけて泳いでいるという。2日目の100㍍自由形でも58秒04で3位になり2日連続個人種目で表彰台に立った。
100㍍平泳ぎの高野は、自己ベストを更新し大会新記録となる1分09秒41で2位。日本選手権でも決勝に進めるレベルの成績を出しながら、2位となった高野は「記録が出せたことは嬉しいが、優勝選手は4月の大会で競り勝った相手で意識しすぎた」と喜びと悔しさが交錯する心境を語った。
松山、高野はそれぞれ7本を泳ぐハードな日程のなか、4×100㍍フリーリレー、4×100㍍メドレーリレーでも活躍し、チームの2位に貢献した。
また、松山、高野と同じ2年生の国本海梨(かいり、スポーツ科学部2年、大阪体育大学浪商高校)は400㍍個人メドレーで自己ベストを3秒57秒更新する5分04秒21で3位。チームでは珍しい長距離専門選手で、1年生では目立つ活躍はなかったが着実に実力をつけ好成績につなげた。部内では練習をひたむきに頑張る姿が他の部員にも良い刺激になっているという。
浜上洋平監督は試合で自己ベストを記録する選手が多い理由に、選手数が15人と少人数で取り組んでいることを挙げる。選手個々の泳ぎを観察し、フィードバックを頻繁に行えること、選手と共に個別練習メニューを考えることができるなどメリットは大きい。
「関西インカレでの躍進と全日本インカレでの上位入賞を目指すため、チーム一丸となり練習、試合に臨む」と浜上監督は力強く決意を語った。

高野朱理(スポーツ科学部2年、富山・高岡第一高校)

松山優杏(スポーツ科学部2年、兵庫・神戸野田高校)




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