大阪体育大学スポーツ科学部の中西ゼミは、中西啄真(たくま)講師(スポーツバイオメカニクス)の指導のもと、動作分析やコーチングの実習などを行っています。中西講師は陸上競技部投てきブロックの監督で、やり投げの現役選手。陸上競技、スポーツバイオメカニクス、やり投げのパフォーマンスや動作の研究が専門です。

村上力哉さん(体育学部4年、大阪体育大学浪商高校)

大阪体育大学はスポーツSDGsを推進しています
模擬コーチング実習では、実際の指導現場を想定して学生が指導者役となり、他の学生が生徒役となってコーチングを体験します。動作分析では、短距離のスタートでスターティングブロックがあるのとないのとではどういう差が出るか、学生が走って撮影し、スタートの1歩目、2歩目の写真でひざの角度などの違いなどを調べました。
体育学部4年の村上力哉さん(大阪体育大学浪商高校)は「ゼミとは、自分の競技人生の中で疑問に思ったことを実際に実験し、疑問を検証し、知ることができる授業だと思います」と話し、現在研究に取り組むゼミ論も、自分が陸上選手として疑問に思っていたことを解明するためテーマを決めたといいます。
中西ゼミの魅力とは。村上さんに聞きました。
模擬コーチング実習では、実際の指導現場を想定して学生が指導者役となり、他の学生が生徒役となってコーチングを体験する。動作分析では、短距離のスタートでスターティングブロックがあるのとないのとではどういう差が出るか、学生が走って撮影し、スタートの1歩目、2歩目の写真でひざの角度などの違いなどを調べた。
体育学部4年の村上力哉さん(大阪体育大学浪商高校)は「ゼミとは、自分の競技人生の中で疑問に思ったことを実際に実験し、疑問を検証し、知ることができる授業だと思います」と話し、現在研究に取り組むゼミ論も、自分が陸上選手として疑問に思っていたことを解明するためテーマを決めたという。
中西ゼミの魅力とは。村上さんに聞いた。
――中西ゼミってどんなゼミ
活気あふれるにぎやかなゼミです。ゼミ生の前で自分の競技をプレゼンで紹介する場があり、みんながにぎやかにいろんな質問をします。模擬コーチング実習でもみんなが楽しくそれぞれの競技を体験しています。

――模擬コーチング実習とは
実際の指導現場を想定して学生が指導者役となり、他の学生が生徒役となってコーチングを体験する実習です。中西ゼミには陸上競技部の自分以外になぎなた、ダブルダッチ、ソフトボール、野球部などの学生がいて、それぞれがコーチ役として自分の競技を指導し、他のゼミ生は生徒役として競技を実施します。

――他に具体的にはどんな活動を
3年生の時に陸上競技のスタートについて動作分析をしました。短距離のスタートでスターティングブロックがあるのとないのとではどういう差が出るか、学生が走って撮影し、スタートの1歩目、2歩目の写真でひざの角度などの違いなどを調べました。また、自分の競技の魅力をプレゼンしたり、気になった文献を紹介したりしています。4年生になると、ゼミ論の研究が中心になります。

――あなたのゼミ論のテーマは
「高強度レベティショントレーニング後のクーリングダウンの強度が血中乳酸濃度に与える影響」。自分は陸上競技部で800mが専門ですが、激しい運動の後、どの程度のペースでクーリングダウンすると疲労物質である乳酸が早く減るのかを調べる研究です。
――そもそも、ゼミって何。高校の授業とはどこが違うか
自分の競技人生の中で疑問に思ったことを実際に実験し、疑問を検証し、知ることができる授業だと思います。ゼミ論も、自分が陸上選手として疑問に思っていたことを解明することが目的でテーマを決めました。
――中西先生はどんな先生?
ゼミ論を作成するためにこういう実験をしたいと相談したら、そのために必要な文献や道具を教えてもらい、論文の内容について一緒に考えてくれます。一人一人に親身になって接してくれる先生です。
――中西ゼミの魅力は
模擬コーチング実習で自分がやったことのない競技も体験できる点が魅力です。陸上のほか、野球、なぎなた、ダブルダッチなどを経験しました。
――大学での学びは高校時代とどこが違うか
高校では広く浅く学びましたが、大学は自分で興味のある講義を選べ、深く学べる点が違うと思います。
――中西先生はスポーツバイオメカニクスが専門。スポーツバイオメカニクスの魅力は
今まで自分が競技で感覚的に行っていた動作を、しっかり言語化して表す点が面白いと思います。動作を言語化してアウトプットし、誰かに教えることにもやりがいを感じます。
――大阪体育大学では陸上やスポーツをプレーするだけでなく、科学する。アスリートして、スポーツを科学することの面白さは
高校までは顧問の先生に与えられたとおりに練習し、自分で考えることは少なかったと思います。大学では、体力トレーニング実習でトレーニングの仕方を学んで練習で実践するなど、授業で学んだ知識をクラブの練習で実際に体を使って試し、練習で疑問が出た点を授業で学べる点が魅力だと思います。
――卒業後の進路は
企業に進みます。その企業では陸上のクラブはなかったのですが、面接で「御社のお名前をお借りして陸上の試合に出たい」と申し出てご了解いただき、競技活動も続ける予定です。
――高校生に、大学で学ぶことの魅力を教えてください
大学は専門分野を深く学ぶ一方で、教養科目として情報処理や哲学、文学、日本国憲法などいろんなことを学べる場でもあり、自分の好きなことを学べると思います。
中西啄真講師の話
中西ゼミでは、スポーツバイオメカニクスの手法を用いて理論的にコーチングできるように学習しています。ゼミ生それぞれが日々の競技活動で疑問に思う動作について、実際に動作を分析し、そこにどのような課題があるのかを検証しています。またコーチング実践といってゼミ生それぞれの専門種目をゼミ生自身が指導することで、自分自身の日々の活動で得た体験、経験をアウトプットする機会を設けています。卒業後に競技現場以外の社会でもコーチングでき、人に自分の考えをしっかり伝え、理論的に物事を見ることができる学びを提供しています。

中西啄真講師




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