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2026.05.30

硬式野球部女子・谷蒼依(あおい)投手が侍ジャパン女子日本代表候補に 女子野球W杯へ強化合宿参加

 侍ジャパン女子日本代表候補42人が5月25日に発表され、硬式野球部女子から谷蒼依投手(教育学部2年、京都外大西高校)が選出されました。第10回WBSC女子野球ワールドカップ・グループステージB(8月、台湾・台南)に向けた強化合宿が6月5日から東京で行われます。他に大阪体育大学出身選手5人も候補入りし、硬式野球部女子監督の横井光治・教育学部准教授も侍ジャパンコーチとして参加します。

谷蒼依(教育学部2年、京都外大西高校)
【大阪体育大学】

谷蒼依(教育学部2年、京都外大西高校)

 NPBエンタープライズは5月25日、侍ジャパン女子日本代表候補選手42人を発表しました。第10回WBSC女子野球ワールドカップ・グループステージB(8月23~27日、台湾・台南)に向けた強化合宿(6月5~7日、東京)に参加します。

 大阪体育大学からは、教育学部2年の谷蒼依(あおい、投手、京都外大西高校)が選出されました。

 また、大体大出身の柏﨑咲和(かしざき・さわ、投手、読売ジャイアンツ)、白石美優(みう、外野手、阪神タイガースWomen)、内田陽菜(ひな、投手、九州ハニーズ)、戸室知奈美(内野手、東近江バイオレッツ)、和田七海(ななみ、外野手、エイジェック)も選出されました。

ワールドカップファイナルステージMVP、首位打者・白石美優(現阪神タイガースWomen)
【ⒸBFJ】

ワールドカップファイナルステージMVP、首位打者・白石美優(現阪神タイガースWomen)
【ⒸBFJ】


アジアカップMVP・柏﨑咲和(現読売ジャイアンツ) 【ⒸWBSC】

アジアカップMVP・柏﨑咲和(現読売ジャイアンツ) 【ⒸWBSC】

 硬式野球部女子監督の横井光治・教育学部准教授は、7連覇を果たした2年前のワールドカップ、4連覇した昨年のアジアカップに続いて、侍ジャパンコーチを務めます。

 大阪体育大学では、2年前のワールドカップファイナルステージで、当時体育学部4年だった白石美優(現阪神タイガースWomen)が首位打者となりMVPを獲得しました。また、昨年のアジアカップでは、当時体育学部4年だった柏﨑咲和(現読売ジャイアンツ)がMVPを獲得しました。

◆谷蒼依「侍ジャパンは小さいころからの夢。実現できるよう全力を尽くします」


谷蒼依

谷蒼依

――侍ジャパン候補に選ばれた感想は

 候補に選ばれて率直にうれしいです。侍ジャパンは女子野球でトップ選手が集まる、一番すごい場所です。侍ジャパンで野球をすることは、野球を始めたころからの目標でした。実現できるよう全力を尽くします。

――投球のアピールポイントは

 カーブ、スライダー、チェンジアップ、スプリットなど球種の多彩さと、変化球でストライクが取れるところです。また、右オーバーだけでなく、打者の目線を変えるためにサイドスローを交える点も自分の特徴です。

――柏﨑さんら大体大出身の選手も選ばれた

 特に柏﨑さんにはいろいろ連絡して、たくさんアドバイスをもらっています。とても心強い存在です。

――アジアカップMVPの柏﨑さんから学んだことは

 野球だけではなく、普段の行いや野球に対する姿勢がすごく、練習への取り組み方を学びました。また、自分はコントロールが課題だったので、コントロールの良い柏﨑さんから、コントロールを良くするための練習方法やメンタル面での考え方、試合の作り方を教えていただきました。

――横井監督もコーチとして強化合宿に参加する

 横井監督は練習では厳しく真面目ですが、普段は野球以外のことでも気さくに相談に乗ってくださる方です。合宿で一緒にいられることは、とても心強いです。
横井光治・大阪体育大学准教授

――なぜ大阪体育大学に進学したのか

 高校時代から、大体大は打撃力が高く、チームの雰囲気も良いイメージがありました。自分の中では「大学野球といえば大体大」という存在でした。自分は日本一の経験がなく、体験練習に参加した時に横井監督から「一番日本一に近いチーム」と聞き、入学を決めました。また、中学・高校と特別支援学校の教員免許を取得したかったので、教育学部を選びました。

――投手に専念したのはいつから

 高校時代は野手がメインで、投手に専念したのは大学1年の4月からです。投手は楽しいですが、チームの勝敗に最も関わるポジションなので、プレッシャーも大きいです。

――今年5月の全日本大学女子硬式野球春季大会を振り返って

 予選では優勝した仙台大学を完封しました。準決勝の福井工業大学戦では5回無失点、3位決定戦でも2回無失点で、3試合14イニング無失点でした。1年生のころと比べてスプリットを覚え、球速も上がりました。また、1年間の練習が自信につながった面も大きいと思います。ただ、準決勝で敗れたことは正直悔しかったです。

――将来の目標は

 女子野球をもっと広めたいので、現役でプレーできる間は野球を続けたいです。

――野球に打ち込む女子選手へメッセージを

 自分が小学生のころには女子プロ野球がありましたが、その後なくなってしまい、目標がなくなった時期がありました。その後、阪神や巨人が女子チームを結成し、新たな目標ができました。女子野球は、ベンチのみんなが一つ一つのプレーを自分のこと以上に喜び合える雰囲気が魅力です。自分自身も野球を続けていきたいですし、今後さらに女子野球が広まってほしいと思います。

谷蒼依(たに・あおい)
 小学4年で野球を始め、中学では滋賀南郷ボーイズでプレーしました。京都外大西高校では主に内野手、外野手として活躍し、大阪体育大学1年だった昨年4月から投手に専念しました。今年5月の全日本大学女子硬式野球春季大会(高知・安芸)では、3試合14イニング無失点を記録しました。最速118キロ。球種はカーブ、スライダー、チェンジアップ、スプリット、スローカーブ。右投げ右打ち。

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