第68回関西学生体操選手権大会(体操競技の部)が4月25、26日に和歌山市で行われ、大阪体育大学体操競技部は、男子が団体総合で19大会連続44回目の優勝を果たしました。女子は3連覇を逃がし、2位でした。
男子個人総合は1~7位を独占。昨年2位の山﨑海音(かいと、スポーツ科学部2年、鹿児島・出水商業高校)が初優勝し、主将の鈴木琉偉(るい、体育学部4年、福井・鯖江高校)が2位。また、ともにDASH選抜アスリートとして入学した横山大輝(スポーツ科学部1年、岐阜・済美高校)は3位、瀬口寛太(スポーツ科学部1年、佐賀・鳥栖工業高校)は6位入賞しました。

山﨑海音(かいと、スポーツ科学部2年、鹿児島・出水商業高校
種目別は全6種目で1~3位を独占。山﨑がつり輪、跳馬、鉄棒、鈴木があん馬、平行棒、瀬口がゆかで優勝しました。
女子は個人総合で主将の蔦愛美(つた・まなみ、体育学部4年、大阪・四天王寺高校)が4位、白井侑来(ゆら、スポーツ科学部3年、三重・久居高校)が7位入賞。蔦は種目別の段違い平行棒で優勝し、鈴木美弥乃(みやの、スポーツ科学部1年、兵庫・甲子園学院高校)は跳馬で3位でした。

蔦愛美(つた・まなみ、体育学部4年、大阪・四天王寺高校)
山﨑海音(かいと、スポーツ科学部2年、鹿児島・出水商業高校) 「ロサンゼルス五輪目指し、ダイナミック+きれいな演技を」
個人総合初優勝の山﨑は勝因に、ミス後の気持ちの切り替えを挙げます。「昨年もミスがあって2位。今年も平行棒でミスがあったが(種目別6位)、その後、気持ちを切り替えて次の鉄棒できちんと演技できた(種目別1位)。練習から気持ちの切り替えを大事にしていて、ミスが出ても次の種目に響かせないようにしていた」
出水商業2年で全日本ジュニアで個人総合8位、U18ジュニアナショナルメンバー入りと実績を残しました。大阪体育大学の充実した施設、器具や1988年ソウル五輪団体総合銅の佐藤寿治コーチらハイレベルの指導陣が決め手になり、スポーツ科学サポートやキャリア、学修、ライフスキルなどの各分野で選手を支援するDASH選抜アスリートとして大阪体育大学に入学。昨年は1年生ながら全日本学生種目別選手権の跳馬で8位入賞しました。
一方で、同学年の福島琉斗(スポーツ科学部2年、大阪体育大学浪商高校)が昨年、全日本体操種目別選手権のゆかで3位。山﨑にとって「ライバル。次は必ず自分が勝つぞと思う」存在で、高いレベルで競い合います。
自身の目標は2028年ロサンゼルスオリンピック。「大学4年でロスに出場して日本に貢献したい。そのためには持ち味のダイナミックな演技に加え、きれいな演技を磨きたい」と話しています。

山﨑海音
鈴木琉偉(るい)主将(体育学部4年、福井・鯖江高校) 「チーム一丸で初の西日本インカレ3連覇目指す」
鈴木主将は関西インカレ団体19連覇について「うれしい気持ちもあるが、このままの出来では西日本インカレは厳しい戦いになる。残り1か月強でより練習を詰め、勝てるようにしたい」と気を引き締めます。
今季のチームの目標は、全日本インカレ1部団体総合5位。昨年は7位で、ポイントゲッターだった築山翔馬(東体操スクール/浪商学園大体大クラブ)らが卒業しました。鈴木は「現状では築山さんらに比べて劣っている部分はあるが、練習していくうえで同等かそれ以上の実力には持って行ける」と話します。
体操競技部男子は、2年生の山﨑、福島の活躍に加え、1年生もDASH選抜アスリートとして、2025年アジア選手権ジュニア団体総合優勝・個人総合5位の横山大輝(だいき、岐阜・済美高校)、2024全日本ジュニア選手権ゆか5位の瀬口寛太(佐賀・鳥栖工業高校)ら逸材が加入。「築山さんら有力選手が卒業し、先日の全日本個人総合選手権8位入賞など活躍する一方で、力のある新人がどんどん入ってくる。部が活性化するいいサイクルが回っていて、若い選手の活躍でぼくたち上級生に火が付いている」と話します。
部は今春、トレーニング施設としては世界で初めて富士通のAI体操採点支援システムを導入しました。鈴木は「つり輪の力技部分の角度、秒数など、数字で自分たちが成長していることが可視化され、とても力になっている」と解説します。
鈴木は西日本インカレに向け「出場メンバーに入れなかった選手も含めてチーム全体で初の団体総合3連覇を目指し、いい練習をしていきたい」と力を込めました。

鈴木琉偉主将(体育学部4年、福井・鯖江高校)

鈴木琉偉
◆男子成績
▽団体総合 ①大阪体育大学385.690
▽個人総合 ①山﨑海音(かいと、スポーツ科学部2年、鹿児島・出水商業高校)79.032②鈴木琉偉(るい、体育学部4年、福井・鯖江高校)77.397③横山大輝(スポーツ科学部1年、岐阜・済美高校)74.964④福島琉斗(スポーツ科学部2年、大阪体育大学浪商高校)74.799⑤前尾悠友(ゆうすけ、スポーツ科学部2年、鹿児島・出水商業高校)74.764⑥瀬口寛太(スポーツ科学部1年、佐賀・鳥栖工業高校)74.465⑦奥田拓哉(スポーツ科学部2年、愛媛・新田高校)73.832
▽ゆか ①瀬口13.966②福島13.833③横山13.600
▽あん馬 ①鈴木13.000②山﨑12.933③福島12.400
▽つり輪 ①山﨑13.466②奥田13.433③横山13.166
▽跳馬 ①山﨑14.300②横山13.933③鈴木13.833
▽平行棒 ①鈴木、横山12.766③瀬口12.300
▽鉄棒 ①山﨑12.800②前尾12.733③杉本悠仁(ゆうと、スポーツ科学部3年、大阪体育大学浪商高校)12.533
=種目別は1~3位
◆女子成績
▽団体総合 ②大阪体育大学231.360
▽個人総合 ④蔦愛美(つた・まなみ、体育学部4年、大阪・四天王寺高校)47.065⑦白井侑来(ゆら、スポーツ科学部3年、三重・久居高校)46.333
▽跳馬 ③鈴木美弥乃(みやの、スポーツ科学部1年、兵庫・甲子園学院高校)12.666
▽段違い平行棒 ①蔦12.666
=種目別は1~3位

横山大輝(スポーツ科学部1年、岐阜・済美高校)

福島琉斗(スポーツ科学部2年、大阪体育大学浪商高校)

前尾悠友(スポーツ科学部2年、鹿児島・出水商業高校)

梅永恋羽(スポーツ科学部3年、滋賀・栗東高校)

白井侑来(スポーツ科学部3年、三重・久居高校)

水野朱華(スポーツ科学部2年、愛知・至学館高校)

池邉和花(スポーツ科学部2年、大分西高校)

鈴木美弥乃(みやの、スポーツ科学部1年、兵庫・甲子園学院高校)




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