大阪体育大学生の「非認知能力」が全国トップレベルであることが、民間テストの「PROG」で昨年に続いて数値で裏づけられました。

コミュニケーション能力の高さが指摘される大阪体育大学生。開学60周年記念シンポジウムでは、学生が司会、報告を務め、高いコミュニケーション能力が参加者に好評だった

大阪体育大学はスポーツSDGsを推進しています
「非認知能力」はコミュニケーション能力、リーダーシップなどで、社会活動に不可欠とされる能力。企業の人事担当者などから大阪体育大学生の特性としてその高さがしばしば指摘されています。
大阪体育大学は、スポーツ科学(体育)、教育両学部の1、3年生が「PROG」を受験し、3月18日にその結果が報告されました。非認知能力を示す「コンピテンシー」(行動特性)では、3年生は調査に参加した私立大学の平均(226校)を0.4上回る3.5。担当者は「全国でもトップレベルの数値だ」としています。
「PROG」(Progress Report on Generic Skills、汎用的スキルに関する進捗報告)は、河合塾と株式会社リアセックが共同開発しました。設問への回答を独自に採点し、リテラシー(知識を活用する力)、コンピテンシー(行動特性)を測定します。傾向として、入学時の難易度が高いほどリテラシーは高いですが、コンピテンシーはさほど差は見られません。就職では、「優良企業」(JPX日経400)とそれ以外の企業に就職した学生のスコアを比較すると、リテラシーはほとんど差異がありませんが、「優良企業」就職者はコンピテンシーのスコアが高くなっています。
コンピテンシーには、他の人と信頼を築きチームとして動かす「対人基礎力」、自分の感情ややる気をコントロールする「対自己基礎力」、課題解決に向けた行動を考え起こす「対課題基礎力」の3領域がある。就職では特に対人基礎力、対自己基礎力でスコアの差が大きいといいます。

PROGの結果が教職員に説明された
「非認知能力」(non-cognitive skills)は日常生活・社会活動で重要な影響を及ぼす能力を意味します。具体的にはコミュニケーション能力、リーダーシップ、粘り強さなどが挙げられ、企業の人事担当者、教育現場の管理職などから重視され、大体大生の特質として強く指摘されています。リアセック社の根本康宏・教育事業グループ教学マネジメント推進チーム第4ユニットリーダーは「コンピテンシーは非認知能力を示す指標」と話しています。
大阪体育大学は、1年生は昨年4月、3年生は体育学部が3月、教育学部は7月、PROGを受験しました。
PROGのコンピテンシーは、3年生全体では3.5、うち体育学部は3.4、教育学部は3.6で、調査に参加した私立大学の3年生平均(226校)の3.1を大きく上回りました。
また、3領域の中で、「優良企業」とそれ以外に就職した学生でスコアの差が大きい「対人基礎力」と「対自己基礎力」が極めて高く、「対人」は平均の3.3に対し3.8、「対自己」は平均の3.3に対し4.0でした。
根本さんは「就職での強みとなる対人、対自己基礎力がとても高い点が大体大の特長。数値が低位レベルの人が少なく、他の大学と比較して、食堂でもグループ活動でもお互いにコミュニケーションを取ろうとし、誰かを孤立させない雰囲気が自然にできているのではないでしょうか」と分析しています。




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