大阪体育大学ラグビー部の辻岡祥真(しょうま、体育学部4年、東海大学付属大阪仰星高校)がリーグワン・ディビジョン3のルリーロ福岡に入団することが2月15日、同チームから発表されました。ルリーロ福岡は母体企業を持たず地域密着で多数の企業から支援を受けます。辻岡は4月から福岡県うきは市立中学で常勤講師を務め、夜間に練習して週末の試合での出場を目指します。「どちらも夢だったので、2足のわらじはとてもうれしい。ハードな日々になると思うが、やり切る覚悟はある」と意気込んでいます。

辻岡祥真(体育学部4年、東海大学付属大阪仰星高校)
辻岡は179㌢、106㌔、プロップ。3歳からラグビーを始め、東海大学付属大阪仰星高校では高校3年の時に花園で全国優勝しましたが、高校時代は一度もメンバーに入れませんでした。大阪体育大学では、リザーブを重視する戦術のもと、後半から試合の流れを変えるために投入される「背番号18のレギュラー」として活躍しました。
辻岡に話を聞いた。
――リーグワンへの入団が決まった感想は
ラグビー選手は小さいころからの夢。何度もあきらめかけた目標でしたが、それをかなえられたことはとても大きいことだと思っています。
――あきらめかけたとは
仰星高校時代は一度もメンバーに入れず、ラグビーは高校でやめるつもりでした。体大に入って大学でもラグビーを続けましたが、大学4年間だけと考えていました。でも、進路を具体的に考えた時、3歳からラグビーをやっていて、自分がラグビーをしていない景色が想像できず、高いレベルでラグビーをしたいと考え、スタッフの方と相談してルリーロ福岡に行けることになりました。
――なぜ大体大に
2015年のW杯で日本代表が強豪の南アフリカに勝ったころ、「勝利の裏にはスポーツ心理学の力があり、メンタルコーチの荒木香織さんの存在が大きかった」と伝えるテレビ番組を見ました。それで「スポーツ心理学っていう分野もあるんや」と興味が沸き、全国トップクラスの研究体制だという大阪体育大学のスポーツ心理・カウンセリングコースに関心を持ちました。また、教員になりたいという夢もありました。
――自分のプレーのセールスポイントは
フィールドプレーが強みです。ハンドリングや戦術の理解の部分に自信があります。
――大体大のクラブの特徴は、授業で得たスポーツ科学の学びを練習で実践することの繰り返しだ。競技に役立った授業は
土屋裕睦先生(日本スポーツ心理学会会長)のスポーツ心理・カウンセリング。実例が数多く示され、自分に重なる部分も多く、選手目線で学べました。例えば、ある選手が、競技で結果が出ていない時に自分の状態を整理して1つ1つ目標を設定し、結果につなげた実例を知り、自分を見つめ直すことがとても大事だと思いました。
――教員と2足のわらじを履くことになる
4月から福岡県うきは市の中学校で常勤講師を務めます。特別支援学級を担当することになると聞いています。平日は、日中は中学で勤務し、夜に練習。週末に試合があり、出場を目指します。ルリーロ福岡は地域密着で多くの企業から支援を受ける新しいかたちのチーム。ラグビーも教員もどちらも夢だったので、両立することができ、うれしい。ハードな日々になると思うが、やり切る覚悟はあります。
――ルリーロ福岡での目標は
どんな状況でも全力でやりきること。自分は高校の時にずっとメンバーに入れなくても、自分の役割を考えて、あきらめずに全力でやってきました。その結果、リーグワンにたどりついたと思います。全力でやりきることを、今後の人生でも継続して続けていきます。
<ルリーロ福岡HP>




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