明けましておめでとうございます。2026年もどうぞよろしくお願いします。
大阪体育大学の各クラブが2025年に繰り広げた熱戦を振り返ります。
バスケットボール部男子は9~10月の関西学生リーグ(2部)で2位となり、入替戦で関西学院大学を2勝1敗で降して、1シーズンでの1部昇格を果たした。
大阪体育大学バスケットボール部男子は関西学生リーグで2部降格が決まった昨季、2か年計画を立てた。「1年目に1部復帰、2年目にリーグ優勝とインカレ出場」。2025年は2部リーグで2位。関西学院大学との入替戦を2勝1敗で勝利して1部昇格を決め、まずは1年目の目標を達成した。
2025年の戦いぶりと2026年の展望を比嘉靖監督(スポーツ科学部准教授)に聞いた。

南口皐(体育4年、大阪高校)
――1年で1部復帰を果たした。2025年の総括を
1部復帰を目指して12月からチームを作り、一つ目の目標を達成できた。2026年は次の目標に向けて強化を進めていく。2025年は通過点だ。
――1部復帰を果たすため、強化のポイントをどこに置いたか
昨季、2部に落ちた大きな要因は、けが人が多かったことだ。けがをしない体作りを目指した。具体的には、下半身の強化と身体の中心のトレーニング。さらに、毎年の課題である体重の増量。体重を増やしながら、ぼくたちの特長である速いバスケットボールをする体づくりを目指した。練習時間はこれまで同様2時間だが、その枠組みの中で下半身のトレーニング量を増やした。
――2部リーグでは、1次リーグは10勝1敗で2位、2次リーグも2勝1敗で2位。いずれも大阪経済大学に屈した。どう評価するか
4月の関西学生選手権は1部リーグ優勝の天理大学に敗れたが競り合い、6月の西日本学生選手権は教育実習で4年生を欠く中で昨年のインカレ4強の名古屋学院大学といいゲームができた。秋のリーグに向けて選手層を厚くすることと、リング下のショットを決め切るフィニッシュ力を課題に置いた。リーグ戦では大阪経済大学の高さとアウトサイドのバスケットボールにどう対抗するかがテーマだったが、1次リーグは、序盤はシュートが決まらず大差をつけられたが、終盤に本来のリズムを取り戻し僅差で敗れた。2次リーグも序盤から追う展開のなか、第4クオーターで一旦は逆転したが、勝負どころでシュートを決めきれず悔しい敗戦となった。

リヴァース怜央(体育3年、大阪・藤井寺高校)
――入替戦に向けた準備は
学生スタッフが相手の戦術や選手個人のプレーヤーフォーカスをしっかり分析したので、選手も僕も自信を持ってゲームに臨めた。具体的には、主務の西野楽(このむ、体育学部4年、大阪・大塚高校)が相手の平均得点、失点、3ポイント、2ポイントなどの数字を分析する。学生コーチの竹下翔太(体育学部3年、京都・西城陽高校)と山田咲太朗(スポーツ科学部2年、岐阜総合学園高校)が映像を見て相手のオフェンス、ディフェンスを分析。相手の選手5人の傾向を明らかにして選手に落とし込んだ。
――関西学院大学との入替戦は、第1試合を86‐87で落とし、第2試合は96‐84、第3試合は98‐80で逆転勝利となった
1戦目は失点が多く、勝っている試合を最後にひっくり返された。2戦目はディフェンスを修正し、66-66で延長に入った。うちは簡単なミスが多すぎてシュートも決め切れなかったが、ディフェンスは安定していて延長3回目でようやく先手を取れた。3戦目は思い通りの試合ができた。
――選手個々の評価を。まず4年生は
主将の南口皐(こう、体育学部4年、大阪高校)はチームの大黒柱。2年生から出場し、オールラウンダーだ。リーダーシップがあり、昨年、チームの核として出場して2部に落ちたことに人一倍責任を感じていた。シュートが巧みで、攻撃力は関西の中でもトップクラスだ。
山田大智(だいち、体育学部4年、和歌山・初芝橋本高校)は3ポイントのシューターで入替戦では相手にとって相当な脅威になった。2次リーグでシュートの感覚が一度落ちたが、入替戦で復調したのが大きかった。
竹内士道(しどう、体育学部4年、東海大学付属札幌高校)はうちの走るバスケの象徴。ボールを持ってアタックする力はチームに勢いを与える。179㌢と長身ではないが体が強く、ディフェンスで相手エースを止め、オフェンスでは一番にゴールにアタックする。
本間栞汰(かんた、体育学部4年、新潟・帝京長岡高校)は副主将で、目立たないことをコツコツやり、後輩から慕われている。

比嘉靖監督
――3年生以下で期待したい選手は
リヴァース怜央(体育学部3年、大阪・藤井寺高校)はうちのインサイドの要。けがなく1シーズンプレーできたのは大きい。アウトサイドも良くなり、ペイント周りの2点のシュートが非常に良かった。リバウンドを取ってアタックするスピードは、関西でもトップクラスだ。集大成となる次年度は、アウトサイドシュートの3ポイントシュートの精度向上と、自分にディフェンスが集まった状況で、自分が起点となって味方を活かすパスが課題になる。
また、清見悠人(はると、教育学部2年、京都・東山高校)は京都ハンナリーズのU18の出身で、リーグ戦からポイントガードにコンバートした。ぼくはPGに得点力を求めるが、1対1の力と得点力がある。リーグ戦14試合、入替戦通して成長できたのは大きい。1部昇格のキーマンだ。
――大体大のバスケットボールの特徴は
速攻。僕は「2点の積み重ねが大事だ」と言っている。最近のバスケットは2対1、3対2の場面でも3ポイントを打つケースが多いが、もったいないと思う。確率が重要で、選手には「3ポイントラインの外側から打つと成功4割、でも内側は8割だよ」と言っている。ここが他のチームと違う点だ。相手からファウルをもらえたら(フリースローが加わって)3ポイントと同じ3点になる。速いだけでなくシチュエーションによって戦術を変えている。
――2か年計画2年目の2026年シーズンは、優勝を目標に掲げている。実現のためには
創部以来、関西、西日本、リーグ戦で優勝しておらず高い目標だ。継続して体づくり、コンディショニングづくりに取り組む。またオフェンスでは、フィニッシュ力を今以上に磨くことと、得意の速攻だけでは点を取り切れないので、ハーフコートオフェンスでの状況判断力にも磨きをかける。また、強みの速攻を出すためにはディフェンスが大事になってくるので、その辺を緻密にコツコツと積み上げていかないと優勝は難しい。

山田大智(体育4年、和歌山・初芝橋本高校)
比嘉靖(ひが・やすし)
スポーツ科学部准教授、専門はスポーツコーチング、ゲーム分析。大体大卒業後、松下電器のポイントガードとして日本リーグ新人王。大阪エヴェッサコーチとしてbjリーグ3連覇。ユニバーシティゲームズは2大会出場。2018年から2年間、U22ヘッドコーチ。

川原流彗(スポーツ科学2年、徳島・海部)

山城颯(スポーツ科学2年、沖縄・美来工科)




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