大阪体育大学の各クラブが2025年に繰り広げた熱戦を振り返ります。
テニス部女子は9月の関西大学対抗リーグ2部で全勝優勝し、入替戦で園田学園大学に3‐2で勝利。悲願の1部リーグ復帰を果たした。

紀之定寿佳(スポーツ科学部2年、愛媛・済美高校)
入替戦は2コートで行われた。まずダブルスの岡村凜那(りんな、スポーツ科学部2年、鹿児島・鳳凰高校)・嶺岸恵(同、宮崎日本大学高校)組、川西由芽(体育学部4年、大阪・浪速高校)・紀之定寿佳(ことか、スポーツ科学部2年、愛媛・済美高校)組が勝ち、2‐0とリードした。
続くシングルス2試合。優勢かと思われた岡村は打球が走らず、4‐6、4‐6で敗れた。嶺岸も第1、第2セットともセットポイントまで行って成長の跡を感じさせたが、5‐7、6(7)‐7で敗れ、試合は2‐2で同点。勝負の行方は3人目に託された。紀之定がアグレッシブに攻めて第1セットを6‐0。第2セットは序盤のリードを追いつかれたが、7‐5で振り切り、涙の1部復帰となった。

岡村修平監督は主力となった下級生の健闘以上に、1部復帰の要因として4年生を軸に一体となったチーム力を挙げる。4年生は控えに回ってもくさることなく、主将、副主将を中心にチームの理念である「自立・自律したアスリート」であるかどうかを日々、部員に問いかけた。
今年以上の戦力があった昨年、入替戦で屈した園田学園大のチーム力を痛感した。その反省で、1年かけてチームビルディングに打ち込み、一体感が増した。
来季の目標は、全日本大学対抗王座決定試合の出場。そのために1部リーグ2位以内が必要だ。岡村監督は「1部に上がれて良かったではなく、このままではだめだという意識が部にみなぎっている。そこに期待している」と話している。




![T[active]](https://www.ouhs.jp/wp/wp-content/themes/ouhs_main/assets/img/nav_department06.jpg)
![T[person]](https://www.ouhs.jp/wp/wp-content/themes/ouhs_main/assets/img/nav_department05.jpg)

BACK
社会貢献・附置施設
BACK