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2025.12.19

ハンドボール日本選手権 大阪体育大学女子が3年連続ベスト4 卒業生5人のメイプルレッズ降す

 第77回日本ハンドボール選手権大会は第3日の12月19日、広島市の中区スポーツセンターなどで男女の準々決勝が行われました。
 大阪体育大学女子は、卒業生5人がメンバーのイズミメイプルレッズ広島(リーグH現在8位)と対戦。28‐25(前半16‐12)で勝ち、3年連続でベスト4に進出しました。

小林実杜(みと、体育学部4年、大阪・四天王寺高校 【大阪体育大学】

小林実杜(みと、体育学部4年、大阪・四天王寺高校


 前半は、一進一退の攻防が続きましたが、大阪体育大学は7‐8から小林実杜(みと、体育学部4年、大阪・四天王寺高校)、奥山紗彩(さあや、体育学部4年、四天王寺高校)らが6連続得点して試合の主導権を握り、前半を16‐12で折り返しました。後半は立ち上がりに4連続失点して16‐16と並ばれましたが、タイムアウトの後、5連続得点。左ウイングの小林が6得点、右ウイングの奥山が7得点を挙げるなど、両ウイングがワイドに攻め、ディフェンスでもセンターの加藤真央(スポーツ科学部1年、千葉・昭和学院高校)、中尾藍(スポーツ科学部2年、京都・洛北高校)がアグレッシブに守りました。
 この試合の最優秀選手(プレイヤー・オブ・ザ・マッチ)は、小林が選ばれました。

 大阪体育大学は20日の準決勝(午後1時)で、2020年以来5年ぶり3回目となる決勝進出をかけて、ハニービー石川(リーグH現在2位)と対戦します。

奥山紗彩(体育学部4年、四天王寺高校) 【大阪体育大学】

奥山紗彩(体育学部4年、四天王寺高校)


 小林選手の話
 体大の先輩が多いチームとの対戦で、気持ちと気持ちのぶつかり合いの試合だったが、その中で勝ち切れたことがうれしい。きのうの試合は調子が良くなく、今日は自分がやってきたことをすべてぶつけるつもりで試合に臨み、納得できるプレーができた。(リーグHとの対戦が続いて)これから疲労がたまっていくが、最後まで勝ち切って優勝したい。

 楠本繁生監督の話
 きのうよりもディフェンスはおおむね良かったが、相手がシステムを変えてきた時に対応しきれていない。1年生の加藤らが真ん中でディフェンスを頑張ってくれている。きのうの帰りのバスの中で、加藤に「これから日の丸を付けて世界を目指すのなら、大学にいる間に体づくりやフィジカル強化を積み重ねないと、日本代表で力発揮できない」と言った。本人もそこを意識しながらやっている。

加藤真央(スポーツ科学部1年、千葉・昭和学院高校、右) 【大阪体育大学】

加藤真央(スポーツ科学部1年、千葉・昭和学院高校、右)

<近年の大阪体育大学の日本選手権成績>
2024年 ベスト4
2023年 ベスト4
2022年 2回戦
2021年 ベスト4
2020年 準優勝
2019年 準優勝

※大会は1回戦から「動画時代! YouTubeチャンネル」でライブ配信される(男子決勝はライブ配信なし)。
大会特設サイト

比嘉楓(体育学部4年、沖縄・那覇西高校) 【大阪体育大学】

比嘉楓(体育学部4年、沖縄・那覇西高校)

川﨑美羽(スポーツ科学部2年、東京・佼成学園女子高校)

川﨑美羽(スポーツ科学部2年、東京・佼成学園女子高校) 【大阪体育大学】

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