大阪体育大学を2年連続の全日本大学サッカー選手権大会出場に導いた原動力は、FW佐野竜眞(体育学部4年、広島県瀬戸内高校)のハードワークだ。「自分は馬力の部分で他との違いを見せる選手」。驚くほどの運動量で劇的な同点ゴールを生み出しました。

リーグ戦10ゴール、6アシストでチームをけん引した佐野竜眞(体育学部4年、広島県瀬戸内高校)
11月15日の関西学生リーグ最終節、京都産業大学戦。1‐2で迎えた後半アディショナルタイムで、中津悠哉(体育学部4年、福井商業高校)が中央からパスを出すと、トップスピードで相手DFを抜きました。90分以上、攻守に全力でプレーしていたが、「最後の場面も全然、体力的にきつくなかった。走行距離、スプリントの部分で強度感を見せつけるのが自分の特徴。最後の抜け出しも自分の持ち味」。劇的な同点ゴールを決めました。
リーグ戦では前期に左脚の肉離れを起こして約3か月試合を離れましたが、ともにチーム最多の10得点、6アシスト。松尾元太監督は「能力的に高く、彼の一番良さが出るところで彼をベースに考えてチームを組み立てた」といいます。

佐野竜眞
「大体大で学んだことは」と問われ、「仲間の大切さ」と答えました。「今日も多くの部員が遠いところまで応援に来てくれた。ぼくもBチームの試合は必ず応援に行くようにしている。Cチームの体大内でのリーグ戦も応援する。しっかり互いを応援することで年齢など関係なく、いい関係でプレーできている」と話します。
また、部以外では、スポーツ科学の授業で人体の機能や体の使い方を知ったことが日々のプレーに活きている。他競技の実技も多いですが、「このスポーツのこういう意識の仕方はサッカーに落とし込めるかも知れない」などと考えて授業を受けているといいます。
インカレに向け、「何としても昨年のベスト8を超えたい。そのためにも、まずは全力でプレーオフで勝ちに行く」と誓っています。




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