保健体育の先生になるための学びの魅力とは。大阪体育大学教育学部保健体育教育コースの樅山真繁(もみやま・まさしげ)さん(4年、大阪・佐野)は「教育に関する座学だけではなくて、バレーボール、サッカーなどいろんな実技を体験して、運動の楽しさ、仲間と協力する楽しさや難しさを学べるところです」と語ります。

教育学部保健体育教育コース・樅山真繁さん(4年、大阪・佐野)

大阪体育大学はスポーツSDGsを推進しています
保健体育教育コースでは、体育の一つひとつの運動について的確な指導ができるのはもちろん、運動が苦手な子どもでも、スポーツを楽しめるよう広い視野でアプローチができる教員をめざします。
樅山さんは、中学・高校の保健体育の教員免許と、特別支援学校の教員免許を取得するため、6コースの中から、保健体育教育コースを選びました。保健体育に加え、特別支援学校の免許を取ろうと思ったきっかけは、教育実習に行った時、実際の教育現場では支援学級の生徒もいるので、その子の支援をするなら免許を持っていたほうがいいと感じ、正しい指導方法を学んで支援しようと思ったからでした。教育実習で、特別支援学校に行ったときに、授業の参加が難しく、集団の中ではしゃべるのが苦手な子がいた。二人ならしゃべれるという状態だったので、その子の好きなアニメの話をしたり、二人でボール蹴ったりして仲良くなれたといいます。
特にサッカーの授業は、いきなり試合するのではなく、ボールに触れるところから始まり、パス回しなど基本的な動きを学び、段階的に指導してもらった経験が教育実習で役立ったといいます。
ゼミは金子勝司教授(レクリエーション学)のゼミに所属し、研究内容のメインは「ニュースポーツにふれる」。ゼミの魅力は、今まで体験したことのないスポーツを学び、いろんなレクリエーションを体験することで、チームスポーツでコミュニケーション力がつくところです。
樅山さんは、中学・高校にとても良い体育の先生に出会って、高校の時から体育の先生になりたいと思い、教員免許が取得できる大体大に入学しました。
現在は、中学校の保健体育の教員採用試験にチャレンジしています。
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