大阪体育大学の各クラブが今季、これまでに繰り広げた熱戦を振り返ります。
バレーボール部男子は1部に昇格した4~5月の関西大学春季リーグで11位。2部降格が決まったが、沼田薫樹監督は課題だったレセプション(サーブレシーブ)の向上を「大きな成果」と評価する。

松浦和真(体育4年、岩手・南昌みらい)

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1部12位だった昨年の春季リーグで下位に低迷したサーブレシーブ成功率は、6位と大幅に向上。チームの最重要課題として練習で徹底し、一人ひとりがボールに触れる時間を確保した成果が出た。特にアウトサイドヒッターの下﨑智稀(体育3年、和歌山・開智)は同成功率7位に入った。リベロの山本泰地(スポーツ科学2年、滋賀・近江)はブロック、ディグのフォーメーションで的確に指示を出し、チームを統率した。

出水充希(体育4年、大阪・大商学園)
攻撃面は、アタック決定率で最下位に終わり課題を残したが、素早い動きの税所光(体育4年、石川県立工業)、パワーのある大塚教道(スポーツ科学2年、徳島・城東)、チームの盛り上げ役の高岡航輝(同、兵庫・神戸学院大学附属)、最高到達3m45の出水充希(体育4年、大阪・大商学園)らが巻き返しを期す。

税所光(体育4年、石川県立工業)
6月の西日本大学選手権大会は1回戦で静岡産業大学藤枝校舎に2-0で勝ち、2回戦は大阪産業大学に0-2で敗れた。
沼田監督は「秋は2部で全勝、1部復帰が絶対的な目標」と話す。春は勝ち切れずに逆転された試合も目立ったことから、最後まで点を取り切る練習に力を置いている。

高倉快周(体育3年、京都つくば開成)
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