日本デフ陸上競技協会は5月15日(木)、11月に開幕する東京2025デフリンピックに出場する日本代表内定選手として、前回の2021年ブラジル大会に続く男子棒高跳び2連覇を目指す大阪体育大学卒1年目の北谷宏人(東京パワーテクノロジー)ら57名を発表しました。

ブラジルデフリンピックで金メダルを獲得した北谷宏人(大阪体育大学2年)
東京デフリンピックは11月15~26日に21競技が開催され、70~80か国・地域から選手・役員約6000人が参加する予定です。
北谷選手は生まれつき聴覚に障害があり、大阪府立大塚高校で棒高跳びを始めました。高校3年だった2020年に日本デフ陸上競技選手権大会の棒高跳びで優勝。大阪体育大学OBでデフリンピック棒高跳び銅メダリストの竹花康太郎教諭と出会い、大阪体育大学に進学しました。2022年デフリンピックブラジル大会棒高跳びで4m20をマークし金メダル。2024年7月、世界デフ陸上競技選手権大会(台湾)では4m50で銀メダルを獲得しました。
大阪体育大学出身の障害者スポーツ選手では、北谷選手のほか、競泳の宇津木美都選手、ボッチャの内田峻介選手がともに大学院に進み、宇津木選手は3大会連続、内田選手は2大会連続のパラリンピック出場を目指しています。
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