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2025.05.14

女子野球全日本インカレ 高知大会開幕 硬式野球部女子は3投手が完封リレー

 第11回全日本大学女子硬式野球選手権高知大会が5月14日(水)、高知県安芸市営球場など3球場で18大学が参加して開幕しました。
 14日は予選リーグ9試合が行われ、B組の大阪体育大学は2-0で仙台大学を完封し、白星スタートを飾りました。
 15日まで予選リーグが行われ、上位12大学が16日からの決勝トーナメントに進出。17日に準々決勝、18日に準決勝、決勝が行われます。

先発を務めた大熊こころ

エースのアクシデントでチーム一丸

 大体大は3投手の継投で1安打完封。横井光治監督は「今日の勝利はとても大きい。エースのアクシデントで、『自分たちが頑張る』とチーム全員の意識が高まった」と振り返ります。
 大黒柱の柏﨑咲和(体育学部4年、福井工業大学附属福井)が4月末、練習試合で打球を左手に受け、一時はエース不在での戦いも予想されました。
 先発には、公式戦での登板があまりなかった大熊こころ(教育学部4年、埼玉・花咲徳栄)が起用されました。緊張もあって立ち上がりに3四球を出しましたが、後続を抑えて2回を無失点。清井結月(スポーツ科学部、兵庫・蒼開)、谷蒼依(教育、京都外大西)の両1年生がつなぎ、被安打1で完封しました。

3番の児玉椛姫


 打線は一回に5番・木村睦実(体育4年、京都両洋)の犠牲フライで先制し、三回に3番・児玉椛姫(体育3年、福井工業大学附属福井)がタイムリー二塁打。横井監督は「外野がファインプレーを重ねるなどよく守った。先発の大熊はしっかり練習を続けた成果が出た。クリーンアップで得点できたのも大きい」と手応えを感じています。
 柏﨑も復調が進み、この試合も展開次第では救援もあり得たといいます。エースのアクシデントを契機にチームの士気が高まり、上昇気配です。

3番手として完封リレーを締めた1年生の谷蒼依


2番手で登板した清井結月(左)と児玉椛姫

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