「『この仕事やる意味あるんですか?』と新入社員に聞かれたら…ダルそうな社員の目が変わる画期的なプログラム」と題して、大阪体育大学・土屋裕睦教授(スポーツ心理学)の著書がPRESIDENT Onlineで紹介されています。

土屋裕睦教授
著書は『アスリートのための「こころ」の強化書』(草思社)。ある大学の運動部で起きた寒稽古(かんげいこ)を巡るトラブルで土屋教授が実施した心理教育プログラムが、部下と仕事を進めるときにどんなことに気を付ければいいのかという観点で詳しく取り上げられています。
土屋教授は日本スポーツ心理学会理事長。公認心理師・スポーツメンタルトレーニング上級指導士として日本代表選手やプロスポーツチームの心理支援を実践しています。ある格技種目の部の主将から新入部員が寒稽古のプレッシャーに押しつぶされそうになっていると相談を受け、寒稽古というストレスをうまく乗り切れるようメンタルサポートを実施。新入部員は寒稽古というストレッサーに前向きに向き合うようになります。

アスリートのための「こころ」の強化書 【草思社】
土屋教授は著書で、「ストレスにはネガティブな側面だけでなく、それを乗り越えることで成長するといったポジティブな側面がある」「ストレス対処の方法が豊かになり、より自分らしく乗り越えるための心理的スキルは生きる力(ライフスキル)とも呼ばれる」と説明しています。そのうえで、「アスリートは非アスリートに比較してこれらのライフスキルが高いことが知られており、競技生活で直面する様々なストレスへの対処経験が、これらのスキル獲得に結び付いているのではないかと考えられている」と解説しています。
<PRESIDENT Online記事>
<『アスリートのための「こころ」の強化書』>
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