日本学生陸上競技個人選手権大会が4月25日(金)、神奈川県平塚市で開幕しました。女子砲丸投げで、大阪体育大学の坂ちはる(スポーツ科学部、大阪体育大学浪商)が自己新記録で関西学生新記録となる15m34をマーク。1年生ながら2位に食い込む快挙となりました。

女子砲丸投げ2位の坂ちはる(右から2人目)。男子砲丸投げ3位の黒田翔貴(大学院博士前期課程2年、右端)、男子やり投げ4位の須藤勇大(左から2人目)、女子砲丸投げ6位の武田光里(左端)
また、男子砲丸投げで黒田翔貴(大学院博士前期課程2年)が16m52の自己新記録で3位に入り、男子やり投げでは、須藤勇大(体育学部4年、前橋育英)が71m30で4位。女子砲丸投げでは武田光里(体育3年・奈良・添上)が14m51の自己新記録で6位入賞。全国屈指の地力を誇る大体大投てきブロックが好発進しました。

坂ちはる
坂は、大学を挙げてスポーツ科学に基づいた質の高いサポートを提供するDASH選抜アスリートとして4月に入学しました。高校1年の第16回U18陸上競技大会で優勝。高校2年では全国高校陸上競技対校選手権大会で優勝しました。高校3年だった2024年は同選手権で2連覇し、日本陸上競技選手権では実業団、大学選手と競って8位入賞した逸材です。
この日は、2投目で15m28を記録しトップに立ちました。5投目で岡山商科大学・奥山琴未選手(3年)が15m62をマークし逆転され、逆転を狙った最終6投目で自己新記録の15m34を記録したが、後一歩及びませんでした。

黒田翔貴
坂は「初めて日本学生個人選手権に出場して、まずは目標にしていた15mをやっと超えることができてよかった。もっと記録を伸ばせそうな手応えがあったので、日本一と国際舞台を目指して記録を伸ばしていきたい」と声を弾ませる。大学生として初めて臨んだ全国の舞台で鮮烈なデビューを飾った。
日本学生陸上個人選手権は27日まで開催される。
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