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2025.04.19

「アスリートと月経」セミナーを陸上部投てき部員男女、ハンドボール部女子が受講 「男女が互いの体や心を理解してほしい」

 陸上競技部の投てきブロックが4月17日(木)、アスリートと月経に関するセミナーをD201教室で開きました。投てきブロックの男女部員とハンドボール女子部員計約100人が、日本スポーツ協会公認スポーツドクター(産婦人科)の「のだ女性クリニック」・野田穂寿美理事長・院長の講義を受講しました。

講演する「のだ女性クリニック」・野田穂寿美理事長・院長


 大体大の投てきブロックは、4月の大阪学生陸上競技対校選手権で男女計8種目中7種目を制するなど競技力が高く、男女約60選手が一緒に練習します。自身も関西インカレやり投げ4連覇の中西啄真監督が「女性アスリートの健康管理はクラブにとって重要なテーマ。男子にも一緒に練習している女性の体や心のことはぜひ理解してほしい」として、男女同時の受講となりました。また、インカレ11連覇中のハンドボール部女子も楠本繁生監督は「女性アスリートにとって体調の管理は極めて重要」としており、合同で受講することになりました。

講演を熱心に受講する男女部員


 講演では、野田院長が過度なトレーニングは女性アスリートの三主徴である、利用可能なエネルギー不足、無月経、骨粗鬆(そしょう)症につながり、疲労骨折を招くと注意を呼びかけました。ピルを使用して生理が試合に重ならないようにする月経調整の方法などを説明しました。また、部員は将来に備えて、妊娠を計画しているカップルがより健康になることで妊娠・出産のチャンスを増やす「プレコンセプションケア」についても説明を受けました。
 参加した選手は「男子も一緒に受講することで、全員が体のことで知っておくべきことを知ることができました。ピルなどを活用して競技日にいいパフォーマンスができるよう、今日学んだことを活かしていきたい」と野田院長に感謝の言葉を述べていました。

日本スポーツ協会女性スポーツサイト

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