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2021.07.27

原田学長が泉大津市・南出市長、竹内教育長と「スポーツと地域活性化」をテーマに対談しました

 大阪体育大学の原田宗彦学長が7月19日(月)、スポーツと地域活性化などをテーマに、泉大津市の南出賢一市長、竹内悟教育長と対談しました。
 <記事は下に続きます>

対談に参加した原田宗彦学長(左から2人目)と南出賢一市長(その右)。左端は冨山浩三教授、右端は竹内悟教育長=撮影時のみマスクを外しました

 泉大津市は「アビリティ・タウン」構想を進め、その拠点として令和5年度に市民会館跡地にヘルシーパークを整備することや、大阪港湾局と連携した海沿いのなぎさ公園などの活用などを積極的に進めています。
 大阪体育大学はスポーツ庁の委託事業「2020年度大学のスポーツ資源を活用した地域活性化拠点形成事業」などを通して、泉州地域でスポーツと健康のまちづくりを推進し、大学スポーツの振興による地域活性化と、その事業モデルの検証と構築に取り組んでいます。
 
 原田学長は対談に先立ち、市民会館跡地やなぎさ公園内の民間によるバーベキュー施設などを視察。対談は冨山浩三教授の司会で行われ、原田学長は「スポーツの可能性が広がる施設がいくつもあったが、施設間をどうつなげて回遊性を持たせるのかが課題だ」と指摘。なぎさ公園など海辺の整備について、「港湾行政は海岸をコンクリートで固めて人を寄せ付けないイメージがあるが、バーベキュースポットの整備などを通じて住民と渚をどう接続するかが重要。また、公園行政は管理、整備が主だったが、今は経営の視点が必要で、是非、泉大津市から先端的な動きをしてほしい」と期待しました。
 また、アクティブな街づくりをするための海外の参考事例として、ドイツなどでみられる、階段に陸上競技場のトラックが描かれ、ついつい歩いてしまう仕掛けの「ナッジ」、オランダの民間会社が開発した、信号と信号の間にカメとウサギのサインを表示して自転車でカメはゆっくり、ウサギでは急いで進むとゲーム感覚で赤信号につかまることなくサイクリングができるような「ゲーミフィケーション」を紹介しました。

 南出市長は「アビリティ・タウン」構想について「日常を楽しみながら自分の健康をケアし、QOL(生活の質)を上げることを目指したい」と説明しました。ヘルシーパークには、泥んこ広場なども備える予定で、「健康を保つには緑や水、土にしっかり触れ、裸足で遊ぶことも重要」と強調し、泉大津市が取り組む、市民の足指を鍛えて健康につなげる「あしゆびプロジェクト」の詳細の紹介がありました。
 また、「大阪港湾局もすごく積極的で、いっしょに住民がより海に近づける機会を広げていこうと話し合っている」とし、「市が持っているフィールドで、大学、民間といっしょに様々な実証実験をしていきたい」と話しました。

 このほか、これからの地域スポーツマネジメントと学校部活動についても意見がかわされ、原田学長は、市内にスケートボーダーが集まる円形スケートパーク(小松緑道円形広場)があることから、「市内の公立中学3校で合同のアーバンスポーツクラブを作ってはどうか」などと提案。竹内教育長はスポーツ庁が提唱し、競技志向ではなくレクリエーション志向の「ゆる部活」に取り組む可能性に言及しました。

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