教員紹介TEACHERS

教授

石塚 真子イシヅカ マサコ

MASAKO ISHIZUKA

  • 教育学部 教育学科
[専門分野]
音楽教育学
民俗音楽
[学位]
博士(教育学)
[最終学歴]
東京学芸大学大学院 連合学校教育学研究科博士課程  学校教育学専攻 芸術系教育講座音楽教育学専攻 博士課程単位取得後退学

Message

私は、大学に入学して学部から大学院へと進み、気づけば10年という長い時間を大学で過ごしました。大学では、入学前の自分の生活からは想像もできなかった楽器と出会うことができ、その楽器や音・音楽を私の生きる「ほんもの」にしてくれた恩師や仲間がいて、自分なりに深く丁寧に研究していたら、ライフワークになるほど夢中になっていました。

民俗芸能の楽器や音・音楽を研究していると驚くことがたくさんあります。例えば、直径二尺(約60㎝)の鋲留め太鼓は、樹齢約200年以上の木でつくられています。原木を乾燥させるところから長い時間をかけてつくられた太鼓は、大事にすれば木の年齢とおなじだけ生きることができると言われています。私たちの現代の生活とは時間の物差しが違いますね。様々な楽器や音楽に内在する時間感覚との出会いの場をつくりたいと思っています。

主な業績・著書・指導実績

分担執筆
・音楽の授業づくり研究会編『新音楽の授業づくり』、教育芸術社、2009年、pp.66~71、pp.72~75
・日本教材学会編『教材事典-教材研究の理論と実践ー』、東京堂出版、2013年、p.264、265、267、269

論文
・「学習材としての民俗芸能の太鼓の特性」、日本教材学会設立20周年記念論文集『「教材学」現状と展望(下巻)』、pp.154~165
・「『アートとしての音楽』の学びに関する考察」、財団法人音楽文化創造、『音楽文化の創造(cmc)』第70号、2014年、pp.34~37

学部 担当授業

音楽科概論
教科教育法(音楽)
器楽演習
ピアノ実技

学部・大学院SCHOOL / GRADUATE SCHOOL

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