学時代、大阪府警に採用されたテニス部の先輩から、大都市で多くの人を守り、支える警察の仕事の意義についてのお話を聞いて、その内容に心を打たれて警察官をめざすことを決めました。クラブ活動と公務員試験の勉強の両立は大変でしたが、3年生の夏くらいからキャリア支援センターが実施する公務員対策講座などを積極的に活用して合格することができました。採用後は警察学校で学び、その後、交番勤務の地域警察官として活動。住民の方々と近い距離で接し支える仕事にやりがいを感じながら、仕事に励みました。現在は、直轄警察隊に所属し、犯罪捜査のための防犯カメラの確認など、初動捜査や被疑者逮捕の際の刑事の皆さんのサポートをしています。もともと刑事への憧れがあり、初動捜査から被疑者の検挙につながったときは喜びや達成感があります。その一方、事件には必ず被害者の方がいらっしゃいますので、事件の解決のために捜査し解決できたときは、被害者の方の思いを晴らすことができたと安心できます。今は一つひとつ、目の前の事件や事故に真摯に向き合い、いずれは刑事になれるように努めています。
(2024年12月 取材)
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