学生時代の一番の思い出は、軟式野球部で4年間頑張り、最後の夏の全国大会で3位になれたこと。小さい頃から野球が好きだったのですがプレーの機会はなく、大学から初心者として入部を決断しました。当然、経験者が多く、上級生になっても後輩の方が上手だったりして、心が折れそうになることが何度もありましたが、好きではじめた野球。自分で決断して入部したので下を向かずに頑張り続けました。そして4年生でレギュラーになり、優秀な成績を残せたことは自分にとって大きな自信になりました。JRに入社したときは、ちょうどコロナ禍。緊急事態宣言が発出されたり、オンラインの環境が整っていなかったりで、研修も大変な時期でした。不安も大きかったのですが、自分で決めた就職だったので言い訳はせず、配属先でできることを精一杯行いました。現在は、車掌として車内放送やドアの開閉など、列車の運行を運転士とともに支えています。運転士は運転に集中し、車内やホームの安全は車掌が担当する。列車の運行は、お客様の当たり前の生活を支え、人の命を預かる仕事であることを忘れず、日々仕事に取り組んでいます。
(2024年12月 取材)
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