海を中心に活動するマリンスポーツキャンプ実習が9月7~10日、徳島県のYMCA阿南国際海洋センターで行われ、体育学部4年生、スポーツ科学部2~3年生の合計36名が3泊4日で参加しました。

カヤックは安定感があり、初めてでも乗りやすい

大阪体育大学は、社会生活で不可欠なリーダーシップなどの非認知能力を養う場として、野外活動実習を重視しています。1991年から海洋スポーツキャンプ実習がコロナ禍の時期を除いて大阪YMCA阿南国際海洋センターで実施され、これまでに4,000人以上の学生が受講しました。マリンスポーツキャンプ実習は、体育学部からスポーツ科学部への移行に伴うカリキュラム改革で、海洋スポーツキャンプ実習を引き継ぐかたちで2025年から始まりました。
カヤック、小型ヨット(ダックリン)、カヌーのほか、同センターから約800m沖の無人島、野々島をジャンボカヌーで一周し宿泊するプログラムが追加されています。
また、大阪体育大学の野外活動実習はインストラクター任せにせず、教員が学生と一緒に海に入り、自らセールを操ってみせて指導する点が特徴です。実習のために小型船舶操縦士免許を取った教員も何人かいます。
実習には、アクティビティの指導担当としてスポーツマネジメントコースの藤本淳也教授(スポーツマーケティング)、冨山浩三教授(スポーツマネジメント)、伊原久美子教授(野外教育)、德田真彦准教授(野外教育)、生活指導担当として近藤衣美講師(健康科学コース、スポーツ栄養学)、市川舜明助教(スポーツ教育コース、コーチング)が参加しました。
初日は天王寺駅に集合し、貸し切りバスで実習会場のYMCA阿南国際海洋センターに到着しました。開講式・ガイダンスを終え、早速カヤックを体験しました。夜には3日目・最終日にかけて予定している野々島キャンプに向け、島に関する知識やロープワーク、海洋ごみについてのレクチャーを受け翌日に備えました。

開講式で学旗を掲揚する

夜に集まりレクチャーを受ける
2日目は、班ごとに分かれ、1人乗りのヨットのダックリン、ジャンボカヌー、カヌーの3つのアクティビティを体験。ダックリンではヨットセーリングに挑戦し、強風が吹く中でセーリングの基本をマスターしていきました。
ジャンボカヌーでは、オールを漕ぐタイミングが合わないと推進力が弱くなるので、全員が掛け声を出しながら操船しました。天候の変化が激しい中、自然の厳しさを体感しつつ、自らの限界に向き合う機会となりました。
夜には翌日の野々島一周の移動方法、コース選定、装備の確認などをプランニングし、翌日に備えました。

悪天候の中でジャンボカヌー

少人数用の小型カヌー

セーリングは風を捕らえて進んでいくのが楽しい

野々島キャンプのプランニングを説明する伊原久美子教授
3日目は悪天候のため、予定していたジャンボカヌーでの野々島一周、島でのキャンプはキャンセルとなりました。
その代わりのプログラムとして、テントの立て方の練習、野外炊事、夜のキャンプファイヤーの準備、カニ釣りなどが行われました。

テントの組み立てに挑戦

野外炊事は火おこしが肝心

外で食べると美味しい?

カニ釣りは盛り上がりました
4日目はセンターの桟橋から海釣り、シュノーケリングを体験し、閉講式のあと、貸し切りバスで帰途につきました。
◆参加した朝原寿天良(あさはら・すてら)さん(体育学部4年、岐阜・中京高校)
「部活の先輩からこの実習が楽しかったと聞いたことと、学生時代に海でのアクティビティを経験しておきたかったことから、この実習を受講しました。海での活動は想像以上に疲れましたが、天候や状況に合わせて臨機応変に対応する必要があり、自然に周囲をよく観察するようになりました。初めはお互いに知らない学生ばかりなので緊張感がありましたが、プログラムや炊事など、全員で協力していく中で一気に打ち解け、仲良くなれたことが一番うれしかったことです」
◆参加した梅原秀太さん(スポーツ科学部3年、兵庫・市立尼崎高校)
「野外活動にも興味があり、硬式野球部の仲間と面白そうだから行こうと参加しました。初日のカヤックでは横波でやられ10回ぐらい転覆しましたが、その度に班のメンバーに助けられました。インパクトがあったのはカニ釣りでした。
班のメンバーは4年生が6人、3年生は自分、2年生が1名だったので、初日はやっていけるか不安でしたが、一緒に活動するうちにそれぞれの役割ができてきて、みんないい人たちばかりで意見も出しやすく、本当に良い思い出にな




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