体育系大学=アスリートを育てる場所、というイメージがある。でも今井小花さん(教育学部2年、京都・丹後緑風高校)が大体大でめざしているのは、保育士だ。「体育に強い保育士」という武器を手に入れるために、ここを選んだ。

スポーツとともに育った
母がダンス教室を営んでいた。だから今井さんは物心ついた頃からダンスとバレエに親しみ、中学ではバレーボール、高校では新体操に取り組んだ。スポーツは、暮らしの中にいつもあった。
そして両親は二人とも、大体大の卒業生だった。今井さんにとって大体大は、最初から身近な場所だった。でも「自分が行く大学」として考えたとき、一つの問いにぶつかった。体育系大学で、自分は何をしたいのか。競技で大成することをめざすわけではない。スポーツを続けてきたけれど、将来の方向がまだ見えていなかった。
「ここしかない」と思えた瞬間
進路を調べていたとき、大体大に新しく幼児教育コースができたことを知った。幼稚園教諭と保育士、両方の免許が取れる。
「体育に強い保育士って、将来すごく武器になるよ」と先生から言われてハッとしました。
体育系大学=スポーツのプロを育てる場所、というイメージが、その瞬間に塗り替わった。スポーツの知識と子どもへの教育を、同時に学べる場所がある。迷う理由がなかった。

子どもが「できた!」と笑顔になる瞬間
入学後はダンス部で活動するだけでなく、幼小体育研究部にも所属し、実際に子どもたちに運動を教えている。運動が苦手な子、泣きながら「やりたくない」と言う子に、どう寄り添うか。大学で学んでいる動作分析を活かして、スモールステップで一つずつ教えていく。
縄跳びが1回も跳べない子がいた。できないことを一つずつ克服していくことで、初めて前跳びができた。「できた!」と笑顔になった瞬間が、何よりのやりがいだと今井さんは言う。
やりたいことが実現できる、最高の環境
ピアノの練習など、スポーツ以外の課題に苦労することもある。けれど先生も友達も、親身になって助けてくれる。一人で抱え込まなくていい環境がある。
子どもたちと一緒に心から楽しみながら、運動の素晴らしさを伝えられる先生になりたい。今井さんの夢は、両親が歩いたキャンパスで、着実に育っている。
MESSAGE TO YOU
体育系大学って、アスリートになる人だけが行く場所じゃない。スポーツの知識を別の夢に活かしたい人にも、ちゃんと道がある。やりたいことが実現できる、最高の環境です。




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