保健体育教育コース
HEALTH and PHYSICAL EDUCATION
SCHOOL
身体を動かす意味を知り、
学校体育の必要性を学ぶ。
保健体育の専門知識と優れた指導力で
生徒一人ひとりの課題解決に向きあう。
体育のそれぞれの運動について的確な指導ができるのはもちろんのこと、運動が苦手な子どももスポーツを楽しめるようアプローチできる教員をめざします。
- [学びのポイント]
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- 保健体育の高い専門性が身につく
- 救急処置を含む運動療法が身につく
- 発達・身体条件に適応したアダプテッド・スポーツ※1を理解する
※1 障がいがある人、幼児や高齢者、体力のない人でも参加できるスポーツ
授業紹介
生理学(運動生理学を含む)1年次
骨格筋の役割、収縮特性と代謝特性、エネルギー供給機構、筋力発揮調整の仕組み、運動知覚の仕組みなどについて解説します。また、幼少期から思春期、成人、高齢期に至るまでの有酸素性作業能力、無酸素性作業能力などについて理解を深めます。
学校保健(小児保健・学校安全を含む)2年次
生涯にわたる健康づくりにおいて学校保健の果たす役割について理解します。また、子どもたちの健康や発達、安全を阻害している諸課題に対して、教師として何が求められ、対処していくべきかについて、学校保健・学校安全の視点から学習します。
運動療法(救急処置を含む)2年次
生活習慣病や運動器の障がい・外傷等の予防を目的とした運動指導の進め方について学びます。また、児童・生徒から青壮年期及び高齢期に至るまでの運動療法について解説。さらに、外傷、熱中症、心肺停止等に対する救急処置の方法を習得します。
保健体育科教育法 Ⅰ、Ⅱ2年次
中学・高等学校の保健科教育に関する基本事項や、保健授業づくりの理論について理解を深めるとともに、実践的な教科指導力を身につけます。特に、学習成果の見込めるよい体育授業の立案・設計に必要な教材解釈力を養います。
教員紹介
金子 勝司SHOJI KANEKO
専門分野は、レクリエーション学、健康社会学、担当授業は、レクリエーション教育論、体育社会学、アダプテッド・スポーツ実習など。日本アダプテッド体育・スポーツ学会の大会実行委員を務める。著書(共著)に、東京教学社「アダプテッド・スポーツ概論」がある。
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社会貢献・国際交流
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