球技系女性アスリートは下肢傷害の危険因子を男性アスリートよりも有する確率が高く、
下肢傷害の発生率も高いことが知られています。

その理由として、女性アスリートは男性アスリートに比べ動的姿勢制御能力や神経筋制御能力が低く、関節の弛緩性が高いことや膝関節に負担をかけやすい骨配列や骨形状も有しています。さらには心理的要因や生理的要因も絡んで複雑化しており、その結果、これらは女性アスリートのトレーナビリティーにも悪影響を与えている可能性があります。