貝塚市立永寿小学校5年生の児童6名が11月27日、「大体大へGO!2025」と題した校外学習として、大阪体育大学を訪れました。スポーツ科学部の冨山浩三教授(スポーツマネジメント)やゼミの学生と交流し、後日、児童から学生や大学にお礼の手紙が届きました。
永寿小の校外学習は、社会貢献センターの地域交流事業として毎年実施され、センター長の冨山教授、ゼミ生と交流しています。大学を訪問することで、自分の将来について考える機会を持ったり、グループ活動を通して仲間づくりを深めたりすることを目的としています。

▼永寿小学校の児童からお礼の手紙

校外学習では、はじめに冨山教授が「どうすれば筋肉ムキムキになれるのか?」「野球のボールをどうすれば遠くへ投げられるか?」など、大学でのスポーツ科学の学びを児童に分かりやすく説明しました。

冨山浩三教授から大学でどんな勉強をしているのか説明を受ける
次に、冨山ゼミの学生の案内で、野球場、屋内野球練習場、陸上競技場、サッカー場、ラグビー場など、各競技の専用スポーツ施設のほか、図書館、ラーニングコモンズ(学習支援室)などを見学しました。

内野の黒土は甲子園球場の土と同じ産地の野球場を見学

大学野球屈指の広さを誇る屋内野球練習場を見学

第三種公認競技場の陸上競技場を見学

学習のサポートをするチューターが常駐しているラーニングコモンズ(学習支援室)を見学

国際基準の設備を備えた体操競技専用フロアで体操競技部女子の田原宏晃監督から設備の説明を受ける

ふかふかのマットの上を飛んだりはねたりする児童
昼食後、サッカー場横のフットサルコートで、冨山ゼミの学生がリーダーとなって、さまざまなチームワーク作りゲームを実施しました。プロスポーツチームの強化や企業研修にも取り入れられているチームビルディングを活用したゲームで、児童は2グループに分かれ、学生の説明に従って、手をつないで一人ずつ順にフラフープをくぐり、タイムを競いました。

順に輪をくぐっていく児童
次に、縦に割ったパイプをつなげてボールを転がし、ゴールまで運ぶゲームにチャレンジしました。ゴールまで速くたどり着くには、仲間の協力が必要です。相手チームより速くゴールすると児童と学生から大きな歓声があがりました。

真剣にボールを転がす児童
次に、フリスビーを投げ、フラフープの輪に通すゲームにチャレンジしました。

フリスビーをフラフープの輪に通すゲームにチャレンジ
また、フリスビーを使って「ドッヂビー」をしました。途中でフリスビーを1枚から3枚に増やし、白熱したゲームとなりました。
その後、鬼ごっこや、番号順にカードを踏んでいくゲーム、フットサルにチャレンジしました。仲間とコミュニケーションを取りながらゲームを楽しむ児童の姿が印象的でした。

カードを番号順に踏んでいくゲームにチャレンジ

グループ対抗でフットサルを楽しむ児童
<参加した体育学部・冨山ゼミ生>
・吉田希羽(きはね、3年、ソフトテニス部女子、西宮南)
・高畑実輝(みき、3年、軟式野球部女子、大阪体育大学浪商)
・三代淑世(みしろ・よしよ、3年、サッカー部女子、大分・柳ケ浦)
・前田嘉一郎(かいちろう、3年、硬式野球部男子、大阪体育大学浪商)
・藤澤 菫(すみれ、3年、ソフトボール部女子、徳島・池田)

左から吉田さん、高畑さん、三代さん

左から前田さん、藤澤さん
後日、児童1人1人からお礼の手紙が届きました。「体操のふかふかマットに乗れてよかった」「大学のみなさんのノリがよく楽しかった」「フットサルが面白かった」「学食がおいしかった」「大阪体育大学に入学したいなと思いました」などとつづられていました。

