大学2年の時、ソフトボール部の練習中に友人が肩を脱臼し、119番通報しました。到着した救急隊員の冷静沈着で、動揺した自分たちを落ち着かせてくれる姿に憧れて消防官を志望しました。
消防本部では、救急や消火活動で1カ月に平均で30~40件ほど出動します。通信指令としてマンション火災の119番通報を受けた後、自分もその現場に出動し消火にあたったこともあります。一方で総務課の消防団担当として、9分団約220人が在籍する消防団の事務局業務も務めています。熱中症などで救急搬送した方が元気になってあいさつに来られた時などは、とてもやりがいを感じます。大学のグラウンドで会った救急隊員のように、どんな現場でも落ち着いて、皆さんに安心してもらえるような消防官を目指します。
(2023年3月 取材)
BACK
社会貢献・附置施設
BACK