教育実習先の小学校で不登校の女の子に出会いました。児童虐待の被害に遭っていることが分かりましたが、当時の私にはどうすることもできませんでした。そのような子どもを救いたいと考えるようになり、警察官になることを決意しました。大学のキャリア支援センターに毎日通って面接練習などを重ね、合格できました。
6ヶ月間の警察学校での訓練の後、令和3年から2年間湯浅警察署(現・有田湯浅警察署)、今年から和歌山東警察署の地域課で勤務しています。事件や事故が発生すれば現場急行して対応に当たり、警察を頼って相談に来られた方には親身に対応します。県民の方から「ありがとう」と言って頂いた時は、本当に警察官になってよかったと実感します。
将来は生活安全課の少年係で、さまざまな原因から犯罪に巻き込まれてしまう子どもたちを助けたいと思っています。
(2023年3月 取材)
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