熱い想いをのせてディスクは空を舞う

熱い想いをのせてディスクは空を舞う

椛山鈴丸(写真中央)・稲田裕音(写真左)・植村泰士(写真右) アルティメット部所属

近年注目を集めるアルティメット。華麗なディスクさばきや、空中戦を中心としたダイナミックなプレーは、観客の目をくぎ付けにする。大体大アルティメット部は男女ともに強豪チームであり、男子は全日本大学選手権で6度優勝。今回話を伺った椛山鈴丸選手、稲田裕音選手、植村泰士選手は、U-20日本代表に選ばれている。

アルティメット

大学から
日本代表を狙える

(稲田) アルティメットは大学から競技を始める人がほとんどで、僕たち2人もそうです。大体大はアルティメット日本A代表を多数輩出しているので、1回生の時から先輩たちのレベルの高いプレーを見ることができ、上達も早いと思います。

(椛山) 最初はみんな、ディスクをまともに投げることすらできません。でも練習すればするほど上達具合が実感できます。アルティメットは高校までのスポーツ経験に関係なく、努力次第で日本代表だって狙える競技なんです。

(植村) 僕も1回生の最初の頃は用具運びばかりで辛かったけど、先輩の「すぐに楽しくなる」という言葉を信じて練習を続けました。まさか2回生で日本代表に選ばれるなんて思ってもいなかったので、本当にうれしかったです。

アルティメット

勝利のカギは
「チーム全員の想い」

(稲田) アルティメットにはチーム力も大切です。コートに立てるのは7人だけですが、控えの選手がコート外から盛り上げることで、思わぬパワーが出ることがある。実際に過去の学生選手権地区予選で、不利な状況の中チームみんなが声を出し続けた結果、逆転優勝を飾ったことがありました。だから大体大ではいつも1回生から4回生までチーム全員で勝つ、という意識をもっています。

(椛山) チーム一丸で、という意識は、日本代表として戦うときにも効果を発揮しています。WFDF2016世界ジュニアアルティメット世界選手権大会ではベスト8をかけてスウェーデンと対戦しました。6点差という劣勢でしたが、コート内のメンバーを信じて声を出し続け、逆転勝利。世界の大舞台で、チーム全員でつかんだ勝利でした。

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楽しみながら強くなれる、成長できる

(椛山) アルティメット部で素晴らしい先輩たちに出会え、学んだことはたくさんあります。中でも「強くなりたいならそのスポーツを好きになることが一番の近道」ということです。練習中は皆すごくストイックなのですが、それ以上に「やっていて楽しい」という気持ちが伝わってくるんです。

(稲田) プレー中は状況がめまぐるしく変わるので、状況把握や判断能力がつきますね。それから、いつもコートに立てるわけではないぶん、忍耐強さや「自分にできることは何か」をつねに考える力もつく。将来社会に出た時も、ピンチを乗り越えたりチャンスをつかんだりする場面で、きっと役に立つ能力だと思います。

(植村) 大体大は設備がしっかりしていて、学生へのサポートも充実しています。そしてさまざまなスポーツですごい成績を残した人がたくさんいますから、それに負けず自分も努力しようという気になる。大学でスポーツをしたい人には最高の環境だと思いますよ。

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PROFILE

椛山鈴丸 KABAYAMA SUZUMARU (写真中央)

教育学部4回生
大阪府立門真なみはや高等学校 出身
友人と話すのが好きで、いつのまにか聞き上手に。実は中学まで体育が苦手だった。

稲田裕音 INADA HIROTO (写真左)

体育学部4回生
香川県立高松西高等学校 出身
「人は限界だと思ってからもうちょっとやれる」をモットーにする熱い男。

植村泰士 UEMURA TAISHI (写真右)

体育学部4回生
大阪私立上宮高等学校 出身
面倒くさがりだが、やるときはやる。昔からの夢である消防士に向けて勉強も怠らない。

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