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卒業生の活躍(健康運動指導士) 厚生労働大臣より感謝状の贈呈

村田トオル氏(本学18期生)が永年の国民の健康づくりの貢献により、平成30年9月13日に厚生労働大臣より感謝状が贈呈されました。感謝状授与者は27名で、近畿地区からは村田氏のみでした。

村田氏は昭和61年3月体育学部体育学科卒業後、川西市体育・スポーツ振興事業団に20年勤務し、在職中は子どもから高齢者まで幅広い年齢層の運動指導にあたっていました。その中で特に子どもの体力における二極化現象が気になり、42歳で退職し、兵庫教育大学大学院に進学して本格的に研究活動に取り組みました。その結果、子どもには体をたくさんつかった運動遊びが有効という結論を導き出しました。

大学院修了後は、関西圏の大学非常勤講師をしながら、西宮市の自宅近くの公園で「元気っずクラブ」を主宰し、精力的に運動遊びの普及開発に尽力しています。また実践と同時に日本体力学会、日本体育学会、日本公衆衛生学会などで研究成果を発表し、子どもの健康運動に関わる著書も多数刊行されています。また最近では、幼稚園、保育園、小学校の現場に出向き、教諭向けの研修会講師もされておられます。

受賞理由には、これまで成人対象に偏っていた健康運動指導士の活動に,子ども時代からの運動習慣づくりの取り組みも認められました。

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