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大阪体育大学 第16期生同期会

平成23年8月27日(土)午後4時30分から集合写真を撮り始めた。午後4時からの受付に懐かしい同期生が次々と集まり始め、酔っ払う前に「集合写真」をとの考えがとてもよろしく思えた。程よい緊張感の中でプロの撮影が始まった。ご案内をさせていただいた6名の先生方も全員ご出席してもらう事ができ、いよいよ第16期生初の同期会が始まった。
 卒業後28年もの月日が過ぎ、50歳の年齢を過ぎようとした男女71名、そしてご多忙中にも拘らず快くご出席をいただきましたご来賓の皆様、本当にありがたく思えました。開会に際しまして、すでに亡くなられた同期生、先の東日本大震災にて亡くなられた方々へ黙祷をささげる事ができました。  
 開会の言葉を世話人の一人、石森宏一氏(レスリング、1984年ロサンゼルスオリンピック100kg以上級7位入賞)がこの会の今日までの流れに触れて挨拶を行いました。続いてご来賓の野田賢治理事長が大阪体育大学の現状などをとても爽快に且つ明確にお話をされ、次に永吉宏英学長が大阪体育大学のこれからの展望等について述べられました。そして、長家秀博摂泉会会長(大阪歯科大学准教授)が乾杯に際して、同窓会の役割やこれまでの活動などについてご挨拶をされました。しばしの歓談の後、柏森康雄副学長のご挨拶においては高槻市のご自宅から毎日通われている事など楽しいお話をいただきました。福田芳則体育学部長からは、「恩師のスピーチには静聴しなさいよ」と笑顔にて数々のお言葉をいただきました。また、我々が卒業してから新たに設けられました健康福祉学部につきまして、和田隆夫健康福祉学部長より「大阪体育大学の特長を生かし、体育・スポーツと福祉の融合を目指した学部をこれからも充実させていきたい」と細やかに現況などをご説明いただきました。
 16期生もほろ酔い気分になりつつも確かな記憶の元、一瞬にして二十歳の頃に舞い戻った雰囲気が感じられました。何故ならば、永吉学長の特別講義に反応し大いに歓声が上がった一幕からも容易に伺えました。ただ、当事の我々と大いに違っていた事は「恩師と学生が共に酔っ払いであった事」だけではないでしょうか。同期生のスピーチには、世話人の一人、石川利晴氏がトップきってとても親しみ深い言葉で次々とうまくスピーチをバトンタッチしていきました。楽しく過ごせた3時間は誰もが終始笑顔でその話が尽きる事はない様子でした。閉会の言葉には世話人の紅一点、中岸圭子氏がしっかりとした口調で同期生全体に目をやりながら、次回の再会を楽しみに一人でも多くの同期生が集まれるようにとの思いを結びの言葉として締めくくりました。
 この会を進めていく上で我々世話人には「苦労と思う事」は何一つありませんでした。この同期会で大切にしていきたいことは、いつどんな時にも「大阪体育大学卒業生」と言うブランドを誇りに思えるような人生を作り上げていく事ではないかと思う2011年8月27日の午後でした。

世話人 德久貴男